001 なにも残らない依存が愛しくて、あなたを許してあげられない
002 美しき報復は狂うばかり
003 救われない心臓
004 シンデレラ・リベンジ
005 掠める程度の祈りでいい
006 例えば、あなたの為にあなたを愛したわたしを、あなたはわたしの為にわたしを愛してくれるの
007 綻ぶためのわたし
008 水没六等星
009 この心が消えるまで
010 同じ殺意のうえでは想像すら凶器であった
011 あなたは夜の帳
012 孵化を忘れた白い花
013 すべての愛憎は歪曲を繰り返す
014 朽ちてゆくには重すぎる希望
015 こんな腕のなかにもあなたを待つための繭がある
016 あなたの腕のなかをあたたかな檻と例えるならば
017 君の信じる正義はいつだって傷だらけ
018 愛されたい鼓動のすべて
019 劣化する羞恥心
020 ふたりぼっちの海淵
021 おはよう襲撃
022 しあわせ呪文
023 ほほえみ壊乱
024 ぜいたく部分点
025 とまどい吐息
026 かなしみ頭痛
027 ごめんね本能
028 さよなら深海
029 ここにあなたを許すための日陰がある
030 振り向かないわたしを強いと言わないで
031 そっと睡蓮は降り注ぐ
032 あなたの告げる終わりを、あなたの冷えた手のひらを、あなたの視線に気づけなかったことを。どうかわたしが振りかえるその前に、全て嘘だと言ってはくれないだろうか
033 あの眠れぬ春を憶えてる
034 アクアテラリウムの森にて
035 嫌い嫌いの仕立て屋
036 終わりある心でよかったのに
037 おさない青の滑落
038 王子様のアクアリウム
039 嫌いと言うには甘く、愛してると伝えるのにはまだなにか欠けてる
040 縫い合わせの終演
041 私を透過してゆく場所
042 そのひとの腕のなかでは悪夢も悲劇も存在しない、そうしてわたしは凍えることもなく、その腕のなかで瞬く間に溶けてゆくのだ
043 残念なことに人の命は平等には成ってないのよ
044 わたしをこの世界に繋ぎ留めていたものが、まるで灰になってゆく、消えてゆく。それでもわたしは呼吸を続けていかねばならないのです。
045 かなしくて、かなしくて。それでも声をあげなきゃ誰にもわたしを見つけてもらえない。
046 火葬場にはペテロが埋まる
047 目覚めた忘却
048 沈園
050 究極の最愛
051 永遠をほどくひと
052 灰皿の上に眠る死神
053 この心臓に残るけたたましい慕情をどうか撃ち殺して
054 この恋が咲くにはまだ早い
055 この愛を乞うのはもう遅い
056 うまれてはじめて、あなたのせかいのけつまつにいることをくやんだ
057 この呼吸はもう届かない
058 泡になれないわたしたち
059 愛と呼ぶことこそ罪なのだ
060 あなたの幸せを思えるほど綺麗な恋じゃない
061 三兆年目の春
062 いったい何処へゆけば、この胸の空白をあなたに埋めてもらえるのだろう
063 わたしの心臓を綺麗だと言わないで
064 床冷えの群青(ぐんせい)
065 これ以上のさよならなんて知りたくない
066 青空戦争
067 永遠の居場所
068 どうせ夢なら愛を嘆いてよ
069 よろこびの考察
070 手放した微熱
071 マイクーデター
072 誰よりも綺麗に泣くから会いにきてよ
073 忘れられないあなたと忘れたいわたし、いつだってそこには目に見えない哀しみが立ちすくんでいたなんて誰も教えてくれなかった
074 星を嗤う
075 そのさよならをまっていた
076 悴む嘘を重ねて私達は大人になる、そして孤独になる
077 雪忘(ゆきわすれ、せつぼう)
078 花膿(かのう)
079 残闕(ざんけつ)
080 せめてあなたが笑うそばで
081 真夜中の剥離
082 残夜は誰も殺さない
083 まっすぐさよなら
084 海よりも深いこの場所は、きみを待つにはうつくしすぎる
085 ふるえる流光
086 廃涙(はいるい)
087 小春凪(こはるなぎ)
088 世界は娯楽を生みすぎた
089 その刃の甘さ
090 だからこそ強さが必要だった
091 無駄なことなんて何ひとつないと言ったあなたの輪郭を思い出してみる
092 未完成なままの感情、さよならの上手な使いかた、かなしみの行方。あなたは孤独の夜を知る。
093 春よおかえり
094 わたしたちは望んではいけない
095 歩み寄る亡霊のまなこ
096 やんわりと春を乞う
097 今もなお無垢なるあなたよ
098 オフホワイトの幻想
099 もうすぐ冬がくるという。わたしのいない初めての冬が、あなたをまとうことでしょう。迎えになど、来なくていい。救われなくてもいい。ただ、この冬のあなたの孤独をあたためる白で在りましょう。
100 すべてあなたの隣で夢見たことでした。