あまく灯された斬骸
終わりよりも先に穿たれた後悔
飾らないなら終わりをください
ゆるやかなる慟哭
身動きのとれない理想の壊れかた
さよならより遠い場所をどうか教えて
まぼろしのなかの息衝くきみを思いだすにはかなしみが足りずたまらなく泣きたくなる
だから伝えたかった言葉がとめどなく、あふれてやまないのだ
きらいな色のなかであなたが笑うから
夜明けに出会えば愛を語ろう
あなたの鎖骨になりたい
青の窒息
ぼやけた欲情
夜を食む庭へようこそ
青い鳥を知ったばかりに
焼け落ちの痛みでは贖えない恋だった
どれもこれもぜんぶうそだったけれどぜんぶ欲しかった
ほどなくして訪れる欲深かな夜にしがみついて
あの子はずるい子かわいい子
最果てに落ちるふたり
きみが真珠だったころ
夜は優しかったろ
右も左も我が人生
五臓六腑の過失
またたきの夜をみた。綻ぶには到底遠い白日のうつくしさを、いずれ夢だとおもい知るのだ。
2019.09.02