名残の底で息づくように
あなたという片翼
甘さをたたえて、罪だと言って
まき散らした魔法がさんざめく
エデンからの墜落
息苦しい唇が無垢を問う
乙女になれないニルヴァーナ
花たちの悠揚
首洗いの錬成
あなたの名前ももらえない
正義を着飾る遺伝子
かなしみの匂いだけが腐って離れやしない
さよならばかりのあなたでした
いつか誰かが彼の足跡を正しく拾いあつめてくれることを何よりも祈ってる
こびりついた千歳は色褪せることなく、
愛してるもいずれ骨になる
終わりを紡ぐことは容易い
幼さを隠す傷を負う
酔い潰れの低体温
皮膚のしたで虚構を流刑
刃の重さを知っている
きのう生きたわたしとあなた
修羅に帰らぬ志
連なる心
嘘つきね、あなたはどこにもいないじゃない
ふしあわせの角砂糖
無声をなみだでごまかして
無差別な季節が海を吐く
いびつな舌が愛を叫ぶ
これで良かったのだと今夜もまた爪を剥ぐ
溶かした思い出を飲み込んで
冷めた夜を咲かすころ
さびしくなりたい理由
星去ぬ三日月
祈らずともそれが無垢
待てども待てどもひそめる輪廻
秒殺ナイト
あなたを辿り恋をした
やさしい春には底がある
死にたいんじゃなくて生きたくないの
どうせ涙は隠してる
立ち止まっても笑顔でいるための魔法
どうか終わりをゆっくり祈っていればいい
罪を忘れるほどの傷がほしい
純情をかぞえる夜
誰かの為の青さならば
寡黙な白さをお忘れなく
不完全愛錠
ひんやり大きく育つ手首
過ぎ去ったあの日々が、だんだんと小さくなっていくにも関わらず、あなたを想う心はどんどん、ふくらむ一方なのだ。
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