次はきっと金魚になれる

たゆたうようにバスタブに沈む彼女を見ながら、縁日の金魚すくいを思い出していた。
痛いほど赤い、ゆらゆらと揺れる尾びれをした金魚。網を何個も駄目にして、やっと掬い上げた一匹。
彼女の最期に着ていた赤いワンピースが、水の中をゆらゆらと漂っていた。



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