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リズ
「……フィシカさーん?
……いない、かな?
……フィシカさんがいないうちに、ここに隠れて……」
フィシカ
「……何してるのよ、リズ……」
リズ
「わわ!?
……フィシカさん!」
フィシカ
「こんなところで隠れてたって、
私、自分の秘密を独り言で喋ったりは
しないわよ?」
リズ
「な、なんでバレたの……!?」
フィシカ
「リズの考えることはお見通しよ。
……なーんてね。
ただ、年下の子がやることっていうのは、
わかるのよ。
私、これでもお姉さんだったから」
リズ
「えっ、そうなの?
フィシカさん、自分のこと全然言わないから、
知らなかったんだよ!」
フィシカ
「ああ、なるほど。
それで私のことを知りたくなって、
私の部屋の物置に隠れようとしたのね」
リズ
「う……」
フィシカ
「そんな回りくどいことしなくても、
教えられる範囲でよければ教えてあげるわ?」
リズ
「! 本当!?」
フィシカ
「ええ、もちろん。
でも今日はもう遅いから、戻りなさい?
フレデリクに怒られてしまうわ」
リズ
「う、うん、わかった!
約束だからね、絶対絶対約束だからねっ!」
フィシカ
「はいはーい、約束ね。
……さて、困ったことになったわね。
約束したはいいけれど、一体何を話そうかしら……」