「わかった!わかったからくっつくな!!」
栄純くんはそう言って、私の手紙を受け取ってくれたのです。
「半ば脅迫気味にね」
「違うよ!せめて根負けしたとかにして!」
「一緒だよ」
昨日渡した手紙のお返事を抱きしめながら友人を睨んでいると、友人は見ないのか、とでも言いたげに此方を見やる。
そんな勿体無いことするはずないよ!これは家に帰って、1人でじっくり読むんだから!
「ふーん。ま、明日のなまえの様子を楽しみにしとくよ」
「い、一文しか書いてない…!」
読み終えた栄純くんからの手紙をクリアファイルに入れて、そのまま枕の下にイン。こうすれば、栄純くんが夢に出てきてくれるかもしれない。
‥‥手紙の内容は、確かに少し物足りない気もしたけど!それでもこれは栄純くんが書いてくれたものだし!
「栄純くんが、夢に出てきてくれたらいいなあ」
夢の中で栄純くんと、今よりもっとお話ができますように…