ぞわぞわする。目の前で俺のことを、俺の刀身を撫でているなまえを見ていると。
びくびくする。きっと、口を開くと写しであることをひたすらに言うのだろう。ああ、だから嫌なんだ。俺なんてずっと、汚れたままでよかったというのにーーーーーー
「山姥切国広は、いつも綺麗だねえ」…………綺麗と言うなと、言ったというのに。思わず緩んだ口元を、頭の布でそっと隠した。


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