「いだっ!いだだだだ!、」
ごめんフランちゃん、と動こうとした口を封じるために、頬に爪を立てた。意外にも柔らかいそれは、簡単に私の跡を残した。
「謝ったって、許してあげませんからね」
無茶をするなと言ってもする人なのはわかっている。それでも、無性にやるせなくて手に力をこめた。
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