仕事に疲れて、人間関係に疲れて。家に帰るなりしゃがみ込んでゆっくりと息を吐く。一人では毎日を頑張る気力すら持続できない。ゆらりと立ち上がりテレビをつけると、ちょうど野球の試合が終わったところだった。このチームは、栄純くんの‥と気付き少し顔が綻ぶ。と同時に携帯に着信が入る。
「なまえ先輩、お疲れ様です!俺の活躍、見てました?!」
電話に出るとうるさいくらい元気な栄純くんの声で。「栄純くんに仕事の疲れも吹っ飛ぶくらい元気を貰った」なんて教えてやるのも癪で、見てないよ、と言った。
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