寝返りをマスターしてから移動範囲が少し増えた。
そんな私のマイブームは隠れんぼだったりする。
ママンがちょこっと目を離した隙に転がり、隠れる。
「あーーー!またなっちゃん移動しちゃった!!もーー!」
美人なママンは怒ってても美人だ。
今回はどれくらいで見つかるかな。
赤ちゃんはこんな事しないなんて知らない。
中身は赤ん坊じゃないんだから。
ちなみにパパンや新一くんが相手だとすぐに見つかっちゃってつまらない。
だからこれはママンとの遊びだ。
「なっちゃん〜!」
そっちじゃないよ、ママン。
別の方向を探すママンに今回は上手いところに潜り込んだ!と自画自賛していたら目の前に影がかかった。
ひょこっ
「母さん、夏希いたよ」
「ありがとう〜!新ちゃん!」
「ぶーー」
影にビックリしていたら、いつの間にかリビングに来ていた新一くんに見つけられた。
もー!これはママンとの遊びなのに!!
なんて思っても伝わるはずがなく。
「お転婆娘なんだから!!」
ガッシリとママンにおんぶされて固定された。
こうなったら夕飯作りの間はもう離してくれない。
ママンいい匂いだし、ふわふわの髪の毛が気持ちいいからいいけどさ、もうちょっと遊びたかったよ。
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このまま寝ちゃえとウトウトし出した時に見えたのは私を見つけられて満足気な新一くんだった。
ハイハイができるようになったら新一くんにも負けない。