パパンとお風呂



工藤家の子供のお風呂はパパンの仕事らしい。
そういえば沐浴もパパンだったし、普通のお風呂になった今もいつもパパンだ。

なんで?と思ったら同じく疑問に思ったらしい新一くんがパパンに聞いてくれた。

そしたら子供を産んだばかりのママンにお湯の入ったベビーバスを持たせたりできないし、パパンの方が力も手も大きいから赤ん坊を支えたりするのに楽という事もあってパパンが自らやる事に決めたと。新一くんの時からそれが続いてお風呂はパパンの仕事になったと言っていた。

なにそれパパン、まじイケメン。

そんなわけで今日も今日とてパパンとお風呂です。


「ふぃー」
「夏希気持ちいいか?」


気持ちいいよー。
大人が入っても広いお風呂は赤ん坊の私には大浴場よ。最高だわ。
パパンに抱っこされながら極楽気分で顔が緩む。
そんな私を見てパパンの顔も緩む。
イケメンさんなのにね、こういう時は何ていうか残念だ。


「新一、耳の裏も洗えよ」
「分かってるよ」


新一くんは最近は色々な事を自分でやりたがる事が増えたらしく、今は一生懸命頭を洗ってる。
やりたがるのはお兄ちゃんになったからなのかしらねーってママンが笑ってた。
シャンプーハットがとっても可愛い。


パパン、私はもう暑いよ。
そんな意味を込めてパパンの腕をペシペシ叩くと意味を理解してくれたのかママンを呼んでくれた。


「有希子、夏希を出すぞー」
「はーい!」


パパンからバスタオルを広げたママンに渡される。
工藤家にあるバスタオルはフワフワなのでこの瞬間が結構好きだったりする。


「なっちゃん、ホカホカね〜」
「あぃ」


とっても気持ちよかったよ!


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水分補給にミルクを飲んでいるとパパンと新一くんも出て来た。


「夏希、ほっぺ真っ赤だな」


そう言って新一くんは笑うけど君のほっぺも真っ赤だよ。