Lucky 7



*喋ってないけど雪音さん宅フラーウムちゃん(★シャンデラ♀)お借りしました。



彼女は気付くだろうか、この爛れた恋情を。キミを愛したしまった自分は、いつにも増して黒く淀んで。どろどろと汚くも歪んだ想いが酷く身を焦がすんだ。
痛いよ、キミが他の誰かと楽しそうに話している姿が。腹が立つんだ、キミがぼく以外の奴と笑っているのが。なんなんだい、知っているよ、キミがぼくのモノじゃないくらい。
ああ汚い。醜い。
ぐちゃぐちゃに混ざりあった感情に揺れ動く自分が。キミを包む世界そのものが。キミは、知らないよね。ぼくがこんなにもキミに恋い焦がれていることを。

「キミを汚してしまうだけの世界なら、要らない」

ぽつり、言の葉として漏れた音はキミに届くだろうか。そうだ、ぼくは我儘なのだから。キミが笑おうが泣こうが、ぼくの傍にキミがいない世界が嫌いだから。
無理に笑おうとしないでいいのに。泣けばいいのに。ぼくの胸で、赤子のように。その愛くるしい顔をぐちゃぐちゃに歪めて。そして気付く。ああ、そうだね。

「やっぱり、こんな世界は嫌いだねえ」

どろどろに溶けて黒ずんだ感情。何よりも醜く醜悪な、無様で幼稚なぼくを。さあ、フラーウム。キミにはぼくが、何色に見えるんだろう。




Lucky 7