Lucky 7 *霧月いびるさん宅みずきちゃん(シャワーズ♀)お借りしました。 触っていいかと問い掛ければ、問題ないと返ってきた。なので遠慮なく彼女の前を陣取り、その髪に指を這わせる。手遊びに反対の手でくるくると回していた櫛を持ち直すと、綺麗な髪に櫛が流れた。 「きれいだね」 不意に漏れた声に、彼女は驚いたような奇声を上げるがそれは想定内だ。僕としては本音なのだから。 一房髪を取り、恭しくキスを落とす。まるでお姫様にするように。 「あの、ヴィーさん?」 「なに?」 「すっごく、はずかしい……」 照れる……。と唇で転がすような声に、ふふっと笑いが漏れた。なんて可愛いお嫁さんなんだろう。 普段悪戯っ子のような――事実、彼女は悪戯っ子だ――笑みを浮かべる彼女が、みずきが照れたように視線を泳がせて顔を赤くするのが堪らない。もっと意地悪、いや、悪戯をしたくなってしまう。 「だめだよ、みずき。そんな可愛い顔をしたら狼が来ちゃう」 至近距離に近づき、ふうっと耳に吐息をこぼすように囁く。くすぐったいのか肩が跳ねる姿がなんとも愛らしい。 勿論、狼は僕だ。僕以外が彼女へ触れることを許さない。我ながら心が狭いと自嘲しながらも、自重はしない。それは事実なのだから。 「ヴィ、ヴィーさん!」 「あはは。みずきが可愛いから悪戯したくなっちゃうんだよね」 「もー!」 ああ、みずき。君はなんて心の狭い男に捕まったのだろう。 もう二度と、手放すつもりはないけれど。 |