Lucky 7 ああ、なんて美しい女性でしょうか。恥じる姿も、教えを乞うて踊りを覚えようとする姿も。戦の最中に立てば、凛とした顔で。 無事を祈る即ち、誰かの悲劇を願っていると知っていても彼女の身を案じて、無事を祈ってしまう。どうか、彼女に災厄が降りかかりませんように。神に祈り、頼み、私の命よりも彼女の命をと。 踊りの師弟という関係から、いつしか愛しい想い人へ姿を変えた感情を飲み込み細く綺麗な薬指に永遠の誓いを込めた指輪を贈ったのはつい先日の話だった。 頬を赤らめ、花が咲くような笑顔で私の伴侶となる道を選んでくれた。 「オリヴィエさん、私の顔に何か付いていますか?」 「……え?あ、ああ……ごめんなさい、リベラさんのお顔が綺麗でつい……は、恥ずかしいです……!」 頬を掌で覆い、もじもじと身悶える彼女へ膨らむのは愛しさ。構わないですよ、そう呟いて優しく妻の身体を抱きしめた。オリヴィエさんの身体が僅かに身じろぐ。 そっと解放して静かに微笑みを浮かべると、彼女も釣られて微笑んでくれた。ああ、私はなんと幸せ者なのでしょうか。 |