Lucky 7



ミネルヴァちゃんの頭を撫でていると、ふと左手の薬指を意識してしまう。
情熱的な愛の告白を受け、そして、愛を返した。

「おこぼれの友情より、妻として傍にいてほしい……か。」

端的にまとめるとこうだろう。だが女性として、なにより彼の傍にいたからこそその言葉が嬉しくて仕方がなかった。
ソール、彼の名を口にすれば心が温まる。
ああ、恋する女性とはこういうことを言うのだろうか。
ミネルヴァちゃんが大きく啼く。ああ、もうご飯の時間だ。

「ミネルヴァちゃん、ソールを誘って一緒にランチをしましょう?」

一際大きな啼き声、ああ、この子も彼を気に入ってくれたみたい。とても嬉しいわ。
優しく微笑んでミネルヴァちゃんの背に飛び乗り、空を翔る。
向かうは、愛する夫の下。




Lucky 7