あまくてにがい

目を離したらすぐに消えてしまいそうなひとだと思った。儚げに笑う笑顔がすきで、やわらかな髪に触れてみたかった。そのまっすぐなひとみで、わたしのことを見てほしかった。けれど目の前にいるひとは、思い描いていた彼とは似ても似つかない。すきだよ、そう告げるひとみはぞっとするほど冷たかった。

2019.10.18

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やばいタイプの幸村くんに恋した女の子の話

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