「(ハンドクリームを出している)」


「(真衣の隣でそれを見ている)」


「…あ、」


「あ…(笑)」


「出しすぎた…。康二、いらない?」


「ええの?」


「うん。手出して?」


「え、待って待って。なんで横に俺いるのに康二に言うの?」


「ん?だって蓮、嫌でしょ?」


「嫌って何が?」


「なんか前に言ってなかった?余ったハンドクリーム塗ってくる女の子、嫌だって」


「…嫌だけど、真衣ちゃんは別じゃん…(拗)」


「いや、それはめめが悪いわ(笑)」


「…じゃあ蓮いる?」


「いる」


「えっ、それはあかんって!俺が先やったやん!」


「いや、俺がそういう子嫌だって言ったから俺に言わなかっただけで、そうじゃなかったら隣にいる俺に聞いてたはずだから。つまり俺が先」


「意味わからん!(笑)」


「二人とも欲しいならまだあるから、使っていいけど…?」


「ちゃうねん、真衣姉そうじゃないねん…」


「俺、真衣ちゃんの余ったやつがいい。塗って?」


「だからあかんって!(目黒とは反対側に座る)」


「あーもう、狭い…」


「康二邪魔。あっち行って」


「嫌や!真衣姉にハンドクリーム塗ってもらうのは俺やもん!」


「いや俺」


「俺!」


「喧嘩するなら二人ともあげません」


「「……(姿勢を正す)」」


「(笑) …はい、じゃあ二人とも手出して」


「「(手を差し出す)」」


「これで我慢してね(右手で向井、左手で目黒の手にハンドクリームを塗る)」


「…俺、真衣ちゃんからならなんでもされたいから。だから今度から、俺に言ってね?」


「あっずるい!真衣姉俺にも言うてな!?」


「はいはい、わかりました(笑)」



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