07

「おい、夏目!饅頭が1つ足りんぞっ!」

「............」

「...何か、あったのか?」

止めに入ったはいいが、すでに手遅れの状態だった
あの妖も興奮しているのか
そのまま、それを持って姿を消してしまった

見たくないものを見てしまった

どうして、急に
あんなに...

饅頭をやるときの穏やかな姿に油断していたが
思い出せば自分も、最初に首を絞められたのだ

「...夏目」

「なぁ、先生」

今日、あったことを話せば
先生は、だから関わるなと言っただろと言って怒った

「私の饅頭を奪うとは、身の程知らずめ!夏目、明日、私をそこへ連れて行け!」

「あぁ」


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