snow snow


メモ



「最近なんだかすごい忙しくて。猫の手も借りたいくらい」書類かかえて
「にゃんにゃーん」

「」にゃん・・・
「探偵社のお仕事も大変なんだねぇ。わたしにも手伝えることってある?」ひょこ

「」ねこじゃらし すっ
「…潤一郎くん。潤一郎くん?」

「気が散っちゃったので気分転換していいですか」
「んにゃ…」ねこみみ(幻覚)



□潤かり、どすゆり、だざあや、りんもも
だざ「はぁ、どうして休日に男4人でお洒落な喫茶店なんているんだろうねぇ」サングラス
どす「僕だって本来ならユリカさんとデートしているところですよ」眼鏡
もり「その恋人を怪しんで尾けてたら皆ここに集結したんだけどね」町医者
たに「静かにしてくださいかりんさんの話し声が聞こえないンですが」パーカー
だざ「君も大概だね」

もも「それで鴎外さん、お風呂に入り込んでくるし」
あや「そうなのよね…!治さんもいっつもね、」
かり「そういうことある?」ゆり「」(ふるふる)
かり「でも恋人が自分にだけすることって、特別感あって嬉しいよねぇ」
ゆり「! フョードルさんね、結構独占欲だとか強くて、でもその感情が私だけのものなんだって思うと堪らなくなるの」
「」にこにこ 共感・・・

だざ「可愛いだろう。私の恋人だよ」
どす「すみませんユリカさんにしか興味がないもので」
もり「」がたん
たに「どうしたンですか?」
もり「怪しむようなことはなかったところでお暇しようかと思って」
たに「ああ…、」
もり「ももちゃんも一緒にね」
たに「エッ」

もも「なんで鴎外さんここにいるんですか!?」
もり「偶然だねぇ。偶然私に対する文句や好きなところも全部聞いてしまったよ」
もも「絶対偶然じゃない!」

どす「ユリカさん」
ゆり「!!!」
どす「次は僕が貴女への気持ちを教える番ですね」
ゆり「えっあっ」ぜんぶ聞かれてた

あや、かり「……」この流れは・・・
だざ「お待たせ。愛の言葉は面と向かって伝えてほしいものだねぇ」
あや「おっ治さん」
だざ「私も可愛い恋人と帰るよ。帰ったら忙しいからねぇ」
あや「治さん、ま、まって」

かり「……」
たに「……ボクも、直接云われたいンですが」
かり「……じゃあ、今夜は泊まりに、きませんか?ちゃんとゆっくり伝えるから」
たに「! はい」




「あ」
「谷崎くん」「……次の授業、もしかして苦手な科目?」
「顔に出てました?」
「ふふ、うん」「…谷崎くん」ぐい
「」ほっぺ ちゅ
「頑張ってね」
「……は、い」

「や、こら谷崎くん!」
「頑張ったらご褒美でもくれると思って頑張ったンですけど」
「……ほっぺにちゅーした」
「足りないです。それに、明日は休日じゃないですか」
「わたしは仕事かもって思わないの?」
「……仕事なんですか?」
「……明日は一日お休み」
「じゃあ、いいじゃないですか。ご褒美くださいよ」
「……谷崎くんも。」
「えっ?」
「たまには先生にご褒美くれたっていいんじゃないですか?」
「……たくさん、あげますよ」

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