※行為はありませんが、雰囲気だけ微エロ風味です。
※御幸が軽くMっぽい。
※閲覧は自己責任で。
















「本当に御幸は可愛いね」

とろけそうな笑みに、背筋がゾクゾクする。

「志保さん……」





極々少ない野球部のオフに予定を合わせてくれた志保さんと訪れたショッピングモール。
俺の買い物を済ませてから連れてこられたのは女性物の下着屋だった。

「はいこれ」
「え、何このお金」
「私に着けて欲しいのを買ってきて」

俺の手に渡されたのは折り目のない1万円札。しかも2枚。
カフェで待ってる、そう言い残してさっさと立ち去った志保さん。
休日なだけあってどこも混み合っていたが、それはこの下着屋も変わらないらしい。
女性ばかりの店内に入るのに気が引けるなんて言ってられない。
グズグズしてせっかくのオフに志保さんと過ごす時間を減らす方が俺には不都合だ。

いざ商品を物色し始めると、周りからの不躾な視線はさほど気にならなかった。
なんてったって、俺が選んだ下着を志保さんが着けるんだ。
想像だけで抜ける。





「ねえ御幸、お着がえさせて?」

買い物を終えて2人で志保さんの家に帰ってくると、
俺の買ってきた下着をしげしげと眺めて「ふーん」とつぶやいた。
そして徐にベッドに腰かけると、それを俺に放り投げた。
甘えるような声色だけど、表情は艶やかで挑発的。エロい。好き。

「いいの……?」
「着けるだけね」
「ん、分かった」

着けるだけ、つまり余計な事はするなってか。
どさくさに紛れて必要以上に触ったりしたら、きっと今日はもう触らせてくれないし触ってもらえない。
即座に服を着て「DVDでも見る?」なんて言う姿が目に浮かぶ。
それはそれで興奮するけど、この機会を逃せば次がいつになるか分からない以上、
欲望をぐっと押し殺して志保さんの服を1枚1枚丁寧に脱がしていくことに専念した。

何も纏う物が無くなったところで、脇に置いてあったブラジャーに手を伸ばす。
志保さんの腕を支えて肩ひもを両方通したら、背中側に回ってホックを留める。
俺がパンツに手を伸ばしている間に、志保さんがブラの中に手を突っ込んで綺麗な谷間を作っているのが見えて、興奮に頭がクラクラした。
生唾を飲み込んで、あと少しの我慢だと自分に言い聞かせながら、志保さんの両脚にパンツを通していく。

俺の手が太ももの付け根まで上がり、腰を上げてもらえば出来上がり。
いやらしい光景に夢中になりすぎて、自分の息が荒くなっているのにも気が付かなかった。

「どう?似合う?」
「すっごい似合ってる。志保さんめちゃくちゃ綺麗」

志保さんの綺麗な肌に映える鮮やかな赤い下着。
普段は淡い色の可愛らしい下着が多いから、ギャップもあって想像以上にやばい。
もう俺の股間はガチガチで、すぐにでも暴発しそうなくらいだ。
我慢、我慢、そう頭の中で繰り返しながら、志保さんから離れ、自分の荷物と一緒に置いていた紙袋を引き寄せる。

「志保さん、これ、履いてくれない?」
「んー?……ふふ、またベタなもの選んだねえ」

取り出したのは真っ赤なエナメルのハイヒール。
下着を買って志保さんと合流する途中で見つけたこれに一目で俺の心は奪われてしまい、
自分の財布が随分と軽くなるのも厭わずに即購入した。
ベッドに腰かける志保さんの正面で床に座り込んで、嘲笑う彼女に「お願い」と囁けば
ゆるりと脚を上げて俺の前に爪先が差し出された。

「いいよ。履かせて」

逸る鼓動を必死に抑えながら、壊れ物でも扱うみたいにそっと志保さんの足に触れた。
まずは爪先を入れて、それから踵。頭の中で確認しながらでないと理性が焼け切れてしまいそうで。
小さくて履けなかったらいけないと買ったそれは、志保さんの足には少し大きかったけど、やっぱりとてもよく似合っていた。



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