主人公設定
〇人を喰らう<古きもの>を喰らう<古きもの>の上位種となった元普通の女子高生。
〇たった一人の友だちのために自分から上位種となることを選ぶ。
〇本来の主食は人間。しかし今は誰ぞと結んだ「みなをまもれ」という誓約のため、喰らうことは疎か殺すこともできない。
〇<古きもの>とは、現在では人間に上位種の血を混ぜた人間ではない存在という定義。人間ではないので殺すことができるし、今の主食は概ねこっち。
〇昔ある男にコーヒーに色々と混ぜられていたという記録が付加されており、コーヒーは大の苦手となっている。(人間だった頃は飲めていた)
〇誰かが何らかの手段によって上位種の血を持ち出し、世界各地にばらまいているという。それは一定の時間軸に留まらず、また世界線にも留まらない。大切な友人の血を弄んでいるということが許せず、回収&犯人特定に勤しむ。
〇願いを叶える対価として"留まれない"という体質を得る。どんな環境、世界線でもいずれは出ていくことになる。そのタイミングは誰にも分からない。突然予感し、唐突に姿を消す。誰とも深い関係を築けず、孤独たる身となっている。
〇好みは王子様。プリンスフェイスをしているイケメンには弱い。
<古きもの>の上位種たる存在となった、どこらにでもいる女子高生。家族と暮らして、友だちと遊んで、学校で勉強して、仲間と冗談を言い合ったりして笑う、そんな日常の中にいる普通の人間だった。
ある時友が殺された。ある時親が殺された。ある時ある男に騙された。その時彼女は全てを失った。
そしてその時、彼女は唯一を得た。彼女の十数年ばかりの短い人生において、たったひとつ、胸を張って輝かしいと言える、青春の象徴。それは友。誰からも好かれ、誰からも裏切られ、そして唯一に愛された友。とても美しくて強くて優しくて、そして孤独な女の子。
大好きな友だちが寂しい思いを抱いているかもしれない。そんな些細であやふやな拙い思いやりから、彼女は孤独を引き受けた。あの子のとてつもなく長い長い生の、ほんのひとときでもいい。少しでも、あの子が誰かと共に居られる夢を見ることができたら。
その為なら私、千年の孤独にだって、耐えてみせるから。