駈け出した太一がクワガーモンの襲撃を受ける。

「太一!ぷうっ!」
コロモンが泡を吹き出して太一を助けようとする。

「コロモン!!!」

「!!!」

「ピョコモン…」
「バカヤロォ…なんてムチャを…」
「だってボクは…太一を守らなきゃ…」

「ムンモン…どうして、私なんかを…あんな酷いこと言ったのに…」
「…信じてるから。ホタルを」
「ピョコモン…」
「タネモン、大丈夫?」
「どうしてあんなことを?」
「トコモン!トコモン!」
「しっかりしろ!ツノモン!!」
「プカモン…オマエ…」

「ねえ、ムンモン。もう、ムリに進化しなくていいから…あなたが無事なら、それでいいから!」

「ありがとう、優しいホタル。だけどね、戦わなくちゃいけないの」
「アイツ、まだ生きてやがった…」

「くそ、このままじゃあ…」
「行かなきゃ…」
「え…?」

「ボク達が戦わなきゃいけないんだ…」
*
「何言ってんだよ!?」
「そうや、ワイらはそのために待っとったんや!!」
「そんな…」
「行くわ!!」
「ムチャよ!!あなたたちが束になってもアイツにかなうはずないわ!!」
「でも行かなきゃ」
「おい…」
「おいらも!」

「行くぞ!!!」

「コロモ〜〜〜ン!!!」

「あっ!!」

「ピョコモン進化!!ピヨモン!!」

「モチモン進化!!テントモン!!」

「ツノモン進化!!ガブモン!!」

「トコモン進化!!パタモン!!」

「ムンモン進化!!ルナモン!!」

「プカモン進化!!ゴマモン!!」

「タネモン進化!!パルモン!!」

「な、何だ…!?」

「みんな!!行くぞ!!」
今度は進化したコロモン(アグモン)達をクワガーモンが襲いかかる。
「これくらい大丈夫っ!!」

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