五条悟
『ねぇ悟。恋ってなぁに?』そう聞くとにたぁ〜って嫌な笑みを浮かべる悟。「なに?なまえ恋してんの?」『いや、まだ分かんないから聞いてるんだけど…』「で、誰に恋してるかも分かんないの?」『ひみつ!!』「ふーん…」と顎に手を当ててこちらを見てくる悟。「いいよ。僕が恋を教えてあげる」といきなり抱きしめられたかと思うと次は耳元で「恋ってこういう事したいって思ったりされたら嬉しかったりドキドキする事じゃない?なまえドキドキしてんじゃん。僕に恋してるの?」と聞いてくる悟に図星を当てられて恥ずかしくて否定しようとするも遮られる。『ちがッ「僕はずっと君に恋してるよ」』『え……』ぱっと離れちゃう悟の体温が寂しくて消えちゃいそうで思わず悟の服の裾をきゅっと掴んでしまった。「どうしたの〜?寂しいの?なら言うことあるんじゃない?」とイタズラな顔であたしを見てくる悟はほんと意地悪だ。『ねぇ悟。あたし悟に恋しちゃった。責任とってよ』と言えば満足そうにまたぎゅーってしてくれる
伏黒恵
『恵くんってさ、恋って何か分かる?』「恋?何で?」ちょっとめんどくせぇみたいな顔でこちらを見てくる。分かってるよ!めんどくさいって思ってる事くらい。『憧れるじゃん。あたしも恋したいなぁって思ってさ』「恋ってしたくて出来るものなの?」『おっしゃる通りでございます…』そうですよね。恋に憧れてするものじゃないよね。「夜じゃなくて朝に考える奴の事は本当に気になる奴だって聞いた事はある」『ほんと??』キラキラとした目であたしは見ていたのだろう。目が煩いと言われてしまった。「で。そんな相手居るの?」『居るよ』「ふーん」それ以上何も聞いてこない恵くんだけど気になるみたい。でもね、恵くんだよなんて恥ずかしくて言えるわけないからごめんね。