恋ってなぁに?

五条悟(高専)

『ねぇ、恋ってなぁに?』目の前のこいつはいきなり何を言ってるんだ?って感じを醸し出している。「は?そんなんも分かんねぇのかよ。なまえはほんとお子ちゃまだな〜」『じゃ、悟は分かるの?』「……」『分かんないんだ〜悟もお子ちゃまじゃん』と笑っているコイツを見てると無性に腹が立ってきた。こっちの気も知らないで…。 からかってやろうと未だに笑っているなまえを抱きしめてみると真っ赤になってるなまえが見える。「あれぇ?なまえちゃん真っ赤ですけどどうしたのかなぁ〜」『悟が急にぎゅーってするからでしょ!もう離してよ!』と口調は強いが全く抵抗して来ないなまえをいい事に全く離す気のない悟。『ねぇ、悟聞いてる?』「お前今ドキドキしてる?」『何急に』「ドキドキしてんの?答えたら離してやるよ」『……してる。』「それが恋なんじゃない?」『…え?悟にこ「ちなみに俺もドキドキしてる」』何か言おうとしてたなまえの言葉を遮って言ってやれば目を丸くして俺の顔を見上げてくるなまえがほんと可愛く見える。恋は盲目なんて上手く言うもんだ。『それって…』「そういう事」と優しい顔で頭を撫でて離れる悟に今日から嫌でも意識しちゃう女の子の物語。




夏油傑(高専)

『傑はさ恋って何かわかる?』「恋だなんてどうしたんだい?なまえは恋してるの?」『んー恋って言っていいのか分かんないから聞いてるのー』ずっとにこにこしながら聞いてくれる傑。「で。なまえの思う恋ってどんなだい?」『えっとね。その人と居るとドキドキしたりずっとその人の事考えちゃう事?』「私もそれは恋だと思うよ」ニコリと肯定の笑顔を向けられる。「君にそんなに思われてるその人は幸せだね」『ほんとにそう思う?』「私はその人がとても羨ましいよ。ずっとなまえに恋してるからね」サラッと言ってのける傑にドキリとする。きっと傑にはバレてるんだ。あたしが傑に恋してる事… 「また今度なまえが恋してる人が誰が教えておくれ」と頭を撫でて手をヒラヒラとなびかせて歩いていく傑にあたしは何も言えなかった。いや、言わせてもらえなかった