
お店まで本当に迎えに来てくれた啓悟くん。一緒に飲んでた友達はみんなニタニタしだして帰れ帰れ言ってくるし啓悟くんも引き取りますね~とかヘラヘラしてあたしの手を引いて前を歩いている。『ねぇホークスなんで来たの?』「ほらまた!今日はどうしてホークスなんすか?」『理由は特にない』と言うがほんとは名前を言ってしまえばお酒の力で本心がポロリと落っこちそうだからだ。「ほんとに?」『ほんとに!』「理由もなくホークス呼び?」『ホークスって言いたい気分なの!』目を合わせようとしない好きな子ちゃんに焦れったさを感じ両頬を捕まえて無理やり目を見る啓悟くん。「ほんとに意味はないんすか?」目を見てそんな寂しそうな表情で言われたら口が勝手に話しちゃう。『啓悟くんに会いたくなっちゃうから呼ばないの』啓悟くんは目を見開きながら「もう来ちゃったんすけど・・・」と視線を逸らし少し照れて言うから握ったままの手に少し力を込めるの。