他人じゃないよ、他人じゃない!
自分が危ないからさよならなんてしたくないよっ
迷子になった事がある。
その時は、近くのお店の優しいおじちゃんが、助けてくれた。
財布をなくした事がある。
その時は二人の幼馴染も、一緒に探してくれた。
誰かの支えなしでは、生きられない。弱い人間だという、情けなくてもその自覚はちゃんとある。
何かできるというほど、できる事があると言えるほどのものだって、覚悟も欠片も何も持っていないけれど。
山の麓に住まう高校生の少女と、都市伝説に巻き込まれた人々の、優しくほろ苦い物語。
※この物語はフィクションです。実際の人物、地域、学校、団体等には一切関係ありません。
また、作品内での内容は犯罪・差別・暴力等の思想を推奨・煽るものでは決してありません。演出上取り入れている範囲であり、筆者の望む意図ではないことをここに明記いたします。
こちらは公開日が古い順にナンバリングをしております。
タイトル横の「:第○話後」はネタバレを防止したい方向けです。直前の内容を思い出したい時にもご活用ください。
どの話数から見ても支障がないと葉月が判断する内容については「:第○話後」の記載がありません。