ネタ帳

2021 / 05 / 18
WT×kmt

kmtの隊士が気付いたら未来(WT世界線)の女の子に成り代わっていたお話。
この女の子は多分ですが、夢主の生まれ変わりだとかを考えていたのだと思います。
2020年6月17日のネタです。

名前変換がここでは出来ませんので、夢主の名前部分は○○とさせて頂きます。


「初めまして。○○さんだね?」
「……はあ、そうですが」
「私はボーダーの唐沢克巳と言う」
「……ご丁寧にどうも」

 真っ白な病室。晴天の空から風が吹かれ、カーテンがゆらゆらと揺れる。
 唐沢と名乗った男は床頭台にお見舞いの品と思われる果物を置き、最低限の礼儀を尽くしてくれる。
 そのため怪しみながらも、椅子に座るように促した。

「お医者さんから話は聞いているかな?」
「はい」

 界境防衛機関ボーダー。ネイバー。第一次近界民進行。
 記憶の混濁。家族の死。その他諸々。

「恩がありますから」

 そもそも、第一次近界民侵攻で家族を亡くした私の命を救ったのはボーダーであり、目覚めなかった間の医療費も負担して貰っているのだから、初めから拒否権は無い。
 むしろボーダーで働いて衣食住が保証され、お金を返せる環境を作ってもらえるのだから、感謝すらしてしまう。
 ただ残念なことに、私は鬼と戦っていた記憶はあっても、宇宙人に傷付けられた記憶は一つもないのだが。





 私についての話をしよう。
 時代は大正。悪鬼滅殺を信条とする鬼殺隊に所属し、隊士として奮闘する日々を送っていた。
 人を喰らう鬼。多くの人には知られずとも、戦い続ける。
 私が目覚めた三門の地からすれば百年程前の時代。