「合宿?」
何その王道なイベント。
「あぁそうだ。」
「とは言っても冬休みやし、全部やる訳や無いから短いんやけどな。」
「へぇ…」
昼休みの生徒会室。あれ以来、景吾と侑士、私の三人は週に数回人の来ない生徒会室に集まってお昼ご飯を食べている。そして雑談をしながら軽く情報交換をするのだ。
そしてマネージャー業も慣れてきた今日この頃。どうやら次のイベントが始まるようで。
「ふーん、で?参加人数はどれくらいな訳?」
「部員ほぼ全員だ。」
は…。
「全員?」
「あぁ。一、二年全員参加、三年は自由参加だ。」
「マジか。」
「三年生の中には受験終わっとる人も居るからな。後輩鍛えに結構参加してくれるらしいで。」
まさかの百人越え。そんなにいるんだ。レギュラーと準レギュラーくらいかと思ってたよ。でもそりゃそうか。上の人間ばっか強くなっても仕方がないもんね。
「それ、氷帝生だけだよね?」
「あーん?当たり前だろう。」
「良かったー。」
他校まで参戦したら面倒臭いと思った。いや、別に嫌いじゃないよ?けど面倒臭いには違いないじゃん?
「あ、せやけど中等部の奴らも来るんやろ?大丈夫かいな。」
「中等部?」
一体何百人になるんだ。
「部屋は足りるが?」
「部屋の話ちゃう。ユキちゃん一人なんて結構な負担やん。折角の強化合宿やのに一年生や中等部を駆り出す訳にもいかんやろ。」
「あ、いつも通り影分身してもいいならいけるよ。」
「ええ!?ホンマかいな。人数は普段の倍近くになる上に食事の準備もあるんやで?」
「そうなの?」
「いや、シェフは用意するつもりでいる。」
「なら安心だね。あ、中等部にマネージャーって居るの?それだと影分身なんか出来ないよね。」
「居ねえと聞いている。一応カメラも停止しといた方がいいな。」
「よろしくー。」
そんなこんなで合宿、始まるみたいでーす。
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