
うちカプ未満のいろいろ。夢脳垂れ流し。
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2024/01/22(Mon)
例のカジッチュイベ
ウタハはガラル地方に伝わるカジッチュの言い伝えを知らなかった。スグリはゼイユを通じて知ってたけど、ウタハが知らないことをわかってたから、自分も知らないフリして交換しようとする。
スグリから「カジッチュを出す」と言われた時に、「カジッチュということはスグリにとっては初期からの相棒レベル…!私もそれ相応の子を渡さなきゃ!」と思ったウタハはホゲータを選ぶ。
「じゃあ私はホゲータを出すね!」
「(やっぱりウタハは“あの話”知らないよな…)」
でも渡したカジッチュを手持ちに入れて可愛がってくれるというだけで充分嬉しかったし、そのカジッチュを選んだ理由は告白のためだけじゃなかったから、今はこれでいいやって思ってたスグリ。
「このカジッチュ、夢特性なんだね」
「んだ。俺と離れてる時に、俺の代わりにウタハのことしっかり守ってくれるようにって願い込めといた」
「…っぁ、あ、ありがとう…大事に…育てる…」
「うん!」
って会話で恥ずかしくてしにかけたので、顔から火が出そうなのがバレる前にその場から逃げようと「あっ…私先生に呼ばれてるんだった!ちょっと行ってくるね!」と嘘をついて部室を飛び出していくウタハ。
「先生にねぇ〜」と近くで全てを見ていたカキツバタが呟くと、スグリが「…何?」とちょっと不機嫌そうに聞く。
「さっきキョーダイに貰ったホゲータ見せてくれよ」
「なんでカキツバタに見せなきゃいけないの」
「いーからいーから」
「……わ、わかったべ…」
(謝ったばっかりな手前そこまで邪険にできないスグリ)
近くにいたタロも「ウタハさんからもらった子ですか!?」と近寄ってきて(※スグリがカジッチュ渡したの見て、スグリくんそういうこと!?そういうことなの!?と密かに興奮してたタロさん)、少しだけ恥ずかしくなりながらホゲータをボールから出すスグリ。
カ「ん?このホゲータなんか持ってるねぃ」
ス「え?…あ、ほんとだ、なんだろう」
タ「…っ!?(えっえっ!?これって…!)」
ホゲータがウタハから持たされていたのはハートのあめざいくだった。
「…ほーーーん」とわざとらしく言いながらカキツバタがスグリの方を見ると、まだ「なんでハートのあめざいくをホゲータに?マホミルに持たせなきゃ意味ないのに…」と考えている様子。
カ「元チャンピオン様はまだピンときてないようだねぃ」
タ「カキツバタ!そういうのダメ!です!」
ス「え、な、なに…」
カ「(にっこり)」
タ「…ス、スグリくん…。も、もしかしたらこれは、ウタハさんの気持ちではないですか…?」
ス「ウタハの…気持ち…?」
「「………(気づいたかな)」」
ス「………っ!?!?」
「「(あっ)」」
ス「…ゎ、わやじゃ…」
耳まで真っ赤に染まった顔でそう呟いたかと思うと、ホゲータを抱えて部室を飛び出していくスグリ。
あまりに可愛い2人にタロさん大興奮で、バシバシ叩かれるツバッさん。
一方のウタハは真っ赤な顔を鎮めようと、一旦自分の部屋へ帰ろうとしている所だった。この廊下を進んでもう少ししたら自分の部屋…というタイミングで「ウタハ…!!」と今1番聞いちゃいけない気がする声で名前を呼ばれる。
「…っ!?スス、スグリ、なんでここn…」
「ウタハ!お、俺…ウタハのことがs」
「わー!?待って待って待って!!ここ廊下!…だから…部屋、で話そう…」
「う、うん…んだな…ごめん…」
周りの生徒が何事かとザワザワしていることに気づき、2人して顔から火が出そうになりながらウタハの部屋へ入る。
パタンと扉が閉じる音がして、入口に立ったまま無言で固まってしまう2人。ウタハは、「勢いで部屋に入れちゃったけどどうしよう…あの様子だともう絶対あめざいくのことバレてる…あぁぁ…」って頭をぐるぐるさせていた。
すると、少し後ろに立っていたスグリがウタハの左手を握る。驚きすぎて「っ!?」と肩を上げて思わず反射的に逃げそうになるウタハだったが、スグリが真剣な顔でこちらを見ているので、目を逸らせなくなる。
「…ウタハ、俺な、カジッチュを渡す意味…本当は知ってるんだ」
「…カジッチュを…渡す意味…?」
「ガラル地方では、好きな人にカジッチュを渡すと結ばれるって…言い伝えがあるんだべ…」
「っ!?!?」
「ウタハはこの話を知らないってわかってたけど、俺はそれさ知っててウタハにカジッチュを渡したんだ」
「……(え、あ、えっ…)」
「…ウタハが好きだから」
「…っ、!」
「……んでな、ウタハからもらったホゲータが…ハートのあめざいくさ持ってたんだけんど…その、ウタハも俺と同じ気持ちだったら、わや嬉しいなって…」
「〜〜〜っ、わ、わたしっ、私も、スグリのこと…が、好き…です…」
「…っ!
…にへへ。わや嬉しいべ」
いつものふにゃりとした笑顔で嬉しいと言うスグリを見て、両思いを実感して嬉しくなるウタハ。
スグリと同じようなふにゃふにゃな笑顔で「えへへ」と笑った次の瞬間。
「わっ!?」
スグリが繋いでいた手をぐっと自分の方に引いたので体勢を崩し、スグリの腕の中にすっぽりと収まる格好になる。
「ススス、スグリ…!?」
「…ウタハのこと、わや大事にするべ」
「…っ!」
「…んだば、ずっと俺の隣に居ってな」
耳元で優しく囁かれたまるでプロポーズのような言葉に、ウタハの恥ずかしさと脳みそは限界突破した。
「〜〜〜っ、」
「ウタハ?すっぺぇもん食ったみたいな顔してなしたべ…
(よくわかんねぇけどわやめんこいな…)」
「……スグリのせい」
「え、俺!?」
「……スグリがスパダリだなんて聞いてない…」
「スパ……なに…?」
(終われ)
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タグ: pkmn スグウタ
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それではまた、違う世界線で。