▼【翼将を3人プロデュース4】
◇翼将101112翼「なんで僕、兄貴と双子なのに別々なんだろう」
「ごめんね、ベルくん」
「いや、3つずつ分けたからだと思いますが」
(((誰だっけ)))
「酷い!! また忘れましたね!? ジェノンです! 千貌のジェノン!」
「ごめん、ごめん。いつも顔違うからさ…。ご苦労様」
「それより今のうちに御館様が逃げ出しそうなのだが」
「キュラちゃん、苦労人だねぇ…。
いや、でも今日は忘れて遊ぼう! ベルくん!」
「もぎゅっと任せて! プランは完璧だよ!」
「よーし、今日は遊ぶぞー!」
「おー!」「はい!」「今日だけなら」
(結論、1番無難)
▼【翼将を3人プロデュース3】
◇翼将789翼「ウザキモ臭いなんでよりにもよってジザリオスもいるんだ死ね」
「死ねとは正義的に良くない言葉であるぞウフスク殿!」
「気持ち悪いうざいこっちくんなこっち見るなお前も私を見るな」
「ぴっ(悲鳴) ご、ごめんなさい、うーちゃん」
「うーちゃん言うな」
「わはははは! 可愛いではないかうーちゃん!」
「死ね」
「おっと、うーちゃんはツンデレだな!」
がしゃーんごしゃーん緑の細菌わじゃーん!
「……どうしようイェスパー、…た、助けて…?」
「……すまぬ。俺には手出しは出来ぬ」
(結論、7と8の暴走。9弱し)
▼【翼将を3人プロデュース2】
◇翼将456翼〈あーこのクソ監獄から出ててめぇ等ぶち殺してぇw〉
「………」
「クロプフェルさん、紅茶美味しいですね」
「そうだな。平和が1番。のんびりするのも悪くない。
カヴィラ、お代わりは?」
「………」頷く
「アザルーくん、紅茶美味しいよー」
〈あーぶち殺してぇ。なんで俺様まで呼ばれてんだ? 食えねぇ飲めねぇ舌ぶち抜いて眼球ぶっ刺して殺してぇ〉
「ん。このマカロン美味しいよ」
〈ぶち殺してぇ〉
(結論、まさかの平和)
▼【翼将を3人プロデュース】
◇翼将123翼「ぎゃぁぁあ!! くんなバロメロオ!!」
「さぁ今日こそは冷凍保存されてくれるだろう?」
「誰がされるか! 車椅子で寄るな! オキツグさーん助けてー!」
「めしはまだかの?」
「うっわ、今のオキツグ使えないオキツグだ」
「……使えない……それがし、泣きそう」
「楽しそうだな」
「どっから沸いて出た羊羹! ややこしいから引っ込んでろ!」
「冷凍保存は」
「しない! …笑うなヨーカーン! オキツグさん、いつまでも寝てないで! 踏むよ!」
(結論、奇人変人変態集合)
▼【強い子】
◇イェスパー「ど、うしたのイェスパー、その目、見えて…?」
「いや、見えん。
…仕事でな」
「大丈夫だよね?」
「あぁ。任務には支障ない」
「そう、よかった!」
「……。またお前は泣くかと」
「もう泣かないわ。貴方がずっと生きていれば、私はいいのよ」
「…約束する」
「絶対だよ、イェスパー」
(彼の世界が半分になりました)
(ですが、私の世界を半分増やせばいいだけなのです)
▼【いつもと違う】
◇イェスパー「………」
「どうしたのイェスパー。難しい顔してるよ?」
「そうか?」
「うん。眉間に皺」
「……何か違う気がした」
「え、私? ……何か変えたかなぁ?」
「それがわからぬ」
「……あ! 昨日ね、前髪少し切ったの! 似合う?」
「…あぁ、それか。まぁ、…似合う」
「あはは、よかった」
「Σ2人見つめ合ってみぎゅみぎゅどうしたのかと思ったよ!」
(無自覚いちゃいちゃ)
▼【騒音】
◇イェスパー「……」
「……」
「……」
「……イェスパー、煩い」
「…どうした、急に。煩いなど初めて言われた」
「イェスパーといると私の心臓が煩いの」
「……」
「……」
「………焼菓子がある。食べるか?」
「うん。食べる」
(また心臓が高鳴るの)
▼【くっついていたい】
◇ベルドリト「ベルくん、ぎゅう」
「るぎゅっと今日はどうしたの? 積極的ぃー」
ベルくんをぎゅうと抱きしめてみる。
細い。私より細そうな身体。羨ましい。
「今日はこうしたいの」
「……そっか。じゃあ俺もぎゅうってしていいんだよね♪」
ぎゅう抱きしめ返される。細いのに力は強い。
私の頬が自然と緩んでいく。
あったかいなぁ。身体も、心とかも。
「ふふ。あったかい」
笑うとベルくんは私の緩んだ頬にキスしてくれた。
(くっついてたい。今日だけじゃなくて、本当はいつも。)
▼【ある日の平和な休日に】
◇イェスパー「もし、私と猊下様の2人がピンチで、片方しか助けられなかったら……
イェスパーはどちらを助ける?」
「猊下」
即答する彼に私は苦笑をこぼす。全く、イェスパーらしい答えね。
私は苦笑を抑えて、紅茶を口にする。
「だが、その後になるが…お前を助けに行く。必ず」
イェスパーは表情一つ変えず、自分の紅茶を見つめたまま、そう言った。
驚きと喜びが混ざった笑顔を私は彼に向けた。
昼下がりの暖かく、短い休日のこと。
「イェスパーのそういう所、私好きだよ」
ほんの少しだけ彼が笑った。
(猊下様のために生きている彼に惚れたのです)