はるがすみ
ITF映画感想
(2018.2.16記事)
完成披露上映会に行きまして、ITF映画見てきましたよ!
舞台挨拶レポではなく映画の初見感想です。
公開してから感想書こうと思ってたんですけど、この初見の高ぶりを吐き出したかったので書いちゃいます。
ネタバレのオンパレードですので、未見の方はご覧にならないよう・・・
思ったより長くなっちゃいましたし、ITFはさほど、な人にはおすすめしません。せきさんの話少なめですし・・・いや褒め称えてはいますけど。
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面白いか面白くないかで言うと、面白いとは言えないやつだった・・・
こんな話にしちゃったの・・・って。
いや話というよりかは、使う言葉とか理由の組み立てとか、そーゆ所にツメが甘い、物足りない、って思わされちゃう感じ。原案は悪くない、と、思うのです。コパス2を見たときのような残念さが。
冒頭のTVシリーズダイジェストは、ナレーションを入れるのではなくそのものを切り貼り編集したやつだったんですけど、これがあんまりよろしくなかった・・・
知ってる人間としては少し弛みを感じるし、知らない人にはあんまり分かりやすくないんじゃないかなぁ。
よくあるナレーションパターンにしたくなかったのかもわからないですが、あの総集編にするんだったら笑ちゃんが回想する形でのナレーションにしたほうがよっぽど良かったのでは・・・?
新録なら既存ファンも楽しいし、たぶんもう少し分かりやすくなるし、あともうちょっとコンパクトに出来る気がする。
そうやって1分でも2分でも、浮いた時間を映画本編に回してほしかった・・・
あとそこやるなら火の鳥まで入れてくれって思ったよ。
南部博士が敵になるというポイントと、ジョーは影・健は光として描かれるというポイントを、もうちょい骨太に絡めてほしかった。絡んでいるようでいてそれぞれがバラバラに動いてる印象。
キービジュをジョーにしたんなら南部博士エピソードをもう少し薄くしてもよかったかもね。欲張った感。実際に映画見てみても、ジョーに対して敵なの?味方なの?ってハラハラするシーンはまったくなかったもんな。
ただでも、科学忍者隊チーム(博士含めて)って、ちょっとでもおかしくならないでいられる保証はないような戦いばかり繰り広げてるから、そう言う意味で南部博士が科学忍者隊が4人死んでしまったことで暴走する、っていう姿を描くのは良かったと思ってます。
健も南部博士に殺されて、つまり全員死んだって聞かされた時の衝撃は驚きだったけどね・・・「か、科学忍者隊が、全滅した、なんて・・・!?」って正直すごい悲しかった。泣いちゃう。
そう、ITF映画の舞台となる世界の健が南部博士に殺される所、ショックはショックなんだけど激しく興奮もしましたいつものことながら・・・。
撃たれて高いところから下に叩きつけられる描写もそうなんですけど、血が流れ出てるんですよ。その血が、すごい、綺麗(というのも全くおかしな言い方なんですが)。「あぁ血が流れてる・・・」ってリアリティが、科学忍者隊が生きててその命をかけて戦ってるんだっていうのをハッキリと見せてくれた感じがして。
映画のクライマックスで、死ぬ直前に最後の力を振り絞ってブーメランを特異点に投げ込んでた、っていうのが判明したときも、無印ジョーのようなその行動に涙なくしては見れなかったよね・・・なんて美しいんだ健・・・
戦いの中でおかしくなっちゃう話に戻ると、オリジナルの健なんかは一番おかしくなりそうと思うんですが、ITF健はあんまりそういう匂いがしてなかったんですよ。乗り越えた感むんむんだったから。
でも今回の映画で、ジョーの血まみれの最期に立ち会って嘆き叫ぶ姿と、その後のエンディングではもう既にさらりと「この世界に残る」っていい出す健さん見てたらなんだかおかしくなりそうな匂いがぷんぷんしました。なんでだろう。
自己犠牲というか・・・健さんの場合は犠牲とは(表層意識では?)思ってなくて、誰かがやらなきゃいけないなら自分がやるっていう思考回路に簡単に入るから、辛い経験を何もかも抱えて染み込ませて生きてるんだろうなって・・・。
健さんはそれで保つのかもしれないけど、容量がいっぱいになるかもしれなくて、そうなったらもう闇落ちじゃん・・・?
そう、健さんがあの世界に残っちゃったら、自分の世界のジョーが死んだ=自分の世界はいま3人と博士が頑張ってるわけだよね・・・?
それでよく残るとか言えたよね健さん・・・
そのあたり考えだしてわからなくなっちゃったんですが、結局、今回みんなが戦ってたのはどこの世界だったんですか・・・?
笑を迎えに来て、しかも「笑自身の世界なら力が使えるがここでは〜」って教授が言ってたから笑の世界じゃないんですよね?
でも、「ケースが消失した地点に特異点が」って言うんだから笑の世界orTVシリーズの最期でパパが構築してた(最終決戦した)あの人のいない世界??
もちろん、健さんが元いた世界でもない。
今回の映画でみんなはどこの世界を救ったの・・・?
冷たいことを言うようだけど、パラレルワールドの全てを救って歩くなんてできないのになぜその世界を?
みたいな。
教授の説明台詞(しかも難しい早口めの)が多かったから、何回か見ないと私の頭では追いつかなかったです。
パンフレットとか例の公開日に出るムックとかでお勉強したい。
この映画の何が良かったって、まずはやはり映像ですよね。
もー、人物たちのきれいなこと!動きも滑らかだし・・・間違いなくCGなんだけど、見ている間はCGだってこと忘れちゃう。アニメのような・・・実写のような・・・どれでもないような・・・。
キャラの顔のアップになっても綺麗、アクションでも綺麗。すごいなぁと思います。特にアップは、肌のきめ細かさと、瞳の輝きと、唇!唇がすばらしく色っぽいの・・・何だこの唇は・・・。
あと太ももの太さがぁ・・・たまらんかったんですよね・・・いい太さでさぁ・・・。
だからってわけでもないんですが、もうね、キャラたちが目の前にいて息づいてるそんな映像なんですよ。私アニメのことは詳しくないんですけど、宣伝している通り、日本アニメ史の中でも本当に革新的なんじゃないでしょうか。
カメラアングルも良かった。美味しかった。ありがたかった。
健さんが膝をついて俯いた時の、地面からのアングルな・・・健さんの苦しそうなお顔を見上げる形で、画面いっぱいに・・・最高かよ・・・
あと、捕まってた笑ちゃんを健さんが助けに来た時、笑ちゃん目線カメラになったのもほんと最高でした。最高ばっかり。でも最高だった。あれはちょっと夢女子になりかける。
他にも色々いいなと思ったアングル・映像がありましたが、そのトップクラスに入るのが、ジョーの最期のシーン・・・。
血まみれで倒れてて、その血もやっぱり綺麗。
そして駆け寄って傍に座り込んだ健さんを閉じそうになる目で見つめるジョーの美しさ・・・
その血まみれのジョーが見上げるアングルでの、つらそうな健さんのお顔の美しさ・・・バードスーツ着てるからマスクで少し隠れているのが却っていいですよね・・・
その健さんのお顔にジョーが手を伸ばして「眩しいな・・・」って呟くの・・・もう・・・濁流の涙だよね・・・
ジョー健・・・でいうと、オリジナルで(きっと)みんな大好きだったジョー健の殴り愛を、この映画でもやってくれたことにまず感謝ですよね。
回想シーンでの殴り愛で、たぶんまだ忍者隊結成直後の頃だと思うんですが、要するに健さんがまだ若いわけですよ。あれもしかして鷲尾健さん(18)だったのかな・・・ピチピチもピチピチ、なにがあれって、まずお髭がなかったんですよ・・・!
殴り愛の喧嘩した後に南部博士に「派手にやったようだな」ってちょっと呆れられるというか笑われるというか、って最高かよもー!
その殴り愛、健とジョーが生身での任務中での言い合いが発端なんですけど、私忍者隊メンバーが生身で任務してるのに非常に興奮するんですよ・・・プロ感ね・・・。
言い合いのテーマは光と影だったわけですが、そもそも「ガッチャマンの称号を与えるのは健ただ一人。光として輝くためには影が必要。健にとっての影として連れてきたのがジョーだ」って健本人に言っちゃってる辺り、この映画世界の南部博士はだいぶやばいと思う。やばいよ。悪として立ちはだかるのも致し方ないかなっていう思考回路だよ。
そんなジョー健が、まずこのメインのジョーは映画の世界の健が南部博士に殺されたのを見てしまうし、健は健でそのジョーが殺されるのを見てしまうし・・・この二人哀しすぎる・・・
そんな悲しいジョー健、最期の別れのシーンの、せきさんの嗚咽、叫び、素晴らしいかよ・・・素晴らしいです・・・。
映画を見てもやはり予告にも使われていた「俺にガッチャマンの名を与えた、それを希望だと教えてくれたあなたは、どこへ行った!」の息遣いがやっぱりべらぼうに上手くて信じられない演技だなぁと感激だったんですが、それ以外も節々での息遣いがね・・・ほんとうめぇなって。
映像でキャラ達が目の前にいるみたい、って書きましたけど、そこにはキャストさん(キャプチャーさん含め)たちの演技によるところも当然あるわけで、中でもせきさんの健さんは格別に息してるなと思いました。
せきさん健さんが「ジョー」って名前を呼ぶことに宿る力もすごかった。なんてこと無い思いも特別な思いもどっちも籠もってる「ジョー」だった。
リーダーとしての凛々しさも、人を惹きつける愛嬌も、ヒーローとしてのしびれる格好良さも持ってるお声。せきさんが健さんをやってくれて本当に良かった・・・感謝しかないです。
色々つらつら長々書いちゃいましたけど、こうして盛り上がれるだけでも映画作ってくれてよかったと思います。
面白くは、ないですけど・・・(ごめんなさい
ITFでジョー健を見れたのも良かったし、素晴らしい得物も沢山ありましたもんね。ありがたいです。
いちおう、来場特典はできれば全部貰いたいと思ってるのでその回数分は行く予定です。
大画面ジョー健を見るにそれで満足できなかったらきっともっと行きます(笑)
ガッチャマンを好きになれて良かったなぁ。めっちゃ楽しいです。
ITFは漫画の方にも期待ですね〜
そちらにもジョー出てきてこないかな!
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