山口旅行
ついに行って参りました山口!中也と太宰の企画展示と聞いたときから興味がムクムクあったのですが如何せん山口。関東民の私には遠いと半ば諦めつつ自宅のリビングで「山口行きてえ〜金無え〜〜」と言っていたら、バツグンの行動力を持つ我が母が「山口?夏休みどこも行かないし行く?」と言い出して急遽母娘2人で行くことになりました。持つべきものは良き母。ありがとう母。

と、いうわけで感想をつらつら述べさせて頂きますがあくまで一個人の感想に過ぎませんので、あまり期待せず暇つぶし程度に読んでもらえたら嬉しいです!あと私は1度話すとべらべらとどうでもよいことを語り出す癖があるので、かなり長ったらしいです。また、盛大な(かなり盛大な)ネタバレを含むのでご注意を。では、ドン!


まずはどこから話しましょう!当日は羽田から山口宇部空港まで飛行機での移動で、昼頃に向こうに到着しました。今まで飛行機の旅というと恐ろしいまでの早起きが必須だったので、あまりの落ち着きっぷりにいきなり感動を覚える。機内での読書も捗り、エンジン万全!よっしゃ着いたぜ山口!!と飛行機を降りました。

……暑い。第一印象はやはりそれだったような気がします。とにかく暑いと聞いていたので予想はしていましたが成程暑い。しかし空港を出てみると、アレッ案外いけるんじゃね?祖母の家(暑いぞ〇〇!で有名なあそこらへん)と比べれば大したことないんじゃね?と意気込む私&母。しかしその余裕も束の間であった(!!)。実際、向こうの暑さは関東の猛暑地とはまた別の暑さだなと徐々に感じました。風が吹いても暑い。よくわからないけど暑い。ひたすら暑い。初めての中国地方ナメてましたごめんなさい。

そして、空港からは乗合タクシーで直接記念館へ。ほとんど歩かずに済んだのでタクシーおすすめです!お昼の時間帯だったからでしょうか、あまり人も居らず、入館料を払って例の答えるとクリアファイルがもらえるというクイズの紙をもらい、館内に。ちなみに私は1泊分の荷物を持っていましたが、館内には無料のコインロッカーがあるので、大きな荷物を持っていても安心です。ありがたい!

最初は常設展示で中也の年表を見ました。この年表がとにかく細かくておもしろいです。神童と呼ばれていたのは知っていたものの、『唱歌と体操以外は甲の成績で〜』といった解説を読んで「あっ歌と運動は普通だったのね」とこっそり笑いました。ごめん中也。個人的には記念館の内容ではこの年表が1番印象に残っていると思うくらい、充実した資料でした。
そしていざ、お目当ての企画展示へ。「この2人って実際のところ接点は殆どないし、どういう展示をするんだろう?」とずっと疑問に思っていたのですが、2人の紹介をしつつ、出会いの有名な話をパネルで見せ、互いに意識し合ったような点を洗い出す。なかなか他所では見られない内容だなと思いました(そもそもこの2人をセットにするのが文スト様々ですし…)。長男に生まれ驚くほど大事に育てられた中也と、六男で両親から放って置かれて育った太宰、環境は違えど、同じように「孤独」に苦しんだ人だったのだな、と思うと不思議な気分に浸りました。

2階では、それぞれの作品の共通点について考えていく、といった内容でした。学芸員さんの力の素晴らしさを痛感するような展示。よくここまで調べ形にしてくれたものだなあ、と月並みにですが感じました。長くなりそうなので割愛させてもらいます。

平々凡々な感想しか述べていないような気がしますが、学芸員さんの力量を感じるとっても素晴らしい展示でした。クイズもしっかり答えて無事にクリアファイルもゲット。何を買って帰ろうか迷い、結局中也の詩のポストカードセットを購入しました。パンフレットは後々もちゃんと読むか不安だったし、ポストカードなら安いし部屋に飾って思い出に浸れるし…そもそもポストカード集めるの好きだし…ただのケチです。わはは。しかしこのポストカード、吉田正さんという写真家(どうやらこの方も山口出身らしいです)とのコラボらしく、とても良い味を出していて気に入っています。吉田さんの写真は御本人のホームページでも公開されており、なかにはポストカードに使われている写真もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください!そうそう、折角なので中也の豆本ガチャも回しました。どこに飾ろうか絶賛迷い中です。

そんなこんなで記念館を出て、隣の「狐の足あと」というお店に入りました。ここで中也の衣装(マントと帽子)を着られて足湯にも入れることは事前にチェック済みだったので、何としてでも行かねば!と思っていました。が、いざ中也の格好をしてみると思いのほか恥ずかしかったです。マジでこんな格好してたのかと思うと若干引きました。ごめん中也。
そして足湯は想像以上に気持ちがよい!!どうやらお湯のpH値が高めで角質をよく落としてくれるらしく、肌がツルツルになりました。気分はまさに足だけ美人。母と「ここからどうする〜」と話しながら記念館の感想も語り、私がポロッと「でも、もしあの2人がちゃんと寿命まで、それこそ互いの妻みたいに平成まで生きてたらどうなってたんだろうね」とこぼすと、「うーん、2人ともそこまで生きられない人間だったんじゃない?」と返され、(そうか、2人とも社会、自分が生きていた世界、そういうものに同じように『生きづらさ』を覚えていたのかなあ)とまたここで不思議にしみじみと感じました。

その後は1度ホテルにチェックインし、周辺をぶらぶらと散策。本当は中也が結婚式を行った西村屋さんに泊まりたかったのですが、今回はその近くのビジネスホテルに…旅費をほとんど母に出してもらったので文句は言えません言いません。西村屋さんはまたいつか自分で旅行に行ったときに泊まろうと思います。何の話してたんだっけ、あ、そうそう周辺の散歩ね。とにかく散歩するのにも暑いので、近くのジェラート屋さんに行くことにしました。ここのジェラート、とっても美味しいのでこれから行く方はぜひ!抹茶味が今まで味わったことがないほどのお茶の味なので、全国の抹茶好きさんに宣伝したいくらいです。また、湯田温泉は飲み屋さんが多く並んでいたのでご飯をどこで食べるのかもとっても迷いました。結局食べログを見てお店を決めたのですが、大人になったら飲み屋ハシゴしてえ〜〜とこっそり思いました。あ、私は一応まだお酒は飲めない年齢なので全然飲んでないです。ただ湯田温泉は酒の味がわかるようになったらまた来なくちゃなと使命感を抱きました。電気ブランのお店も見つけたしね。

ご飯を食べて暗くなってから井上公園の方へ散歩をしてみましたが、やはり夜になると幾分か風が心地よい。散歩するなら昼間より夜の方が体力的には楽かもしれません…!



とまあ、ここまで書いてきてなんだか節操がなくなってきたので、そろそろ切ろうかと思います。本当はもっと細かいネタが色々あるのですが(ポケストップの少なさに引いたとか、長州ゴリ押しに新選組好きの私はちょっと切なくなったとか、翌日行った秋芳洞という鍾乳洞が涼しくて過ごしやすかったとか、帰りの飛行機から花火が見えたとか)、あまりにもどうでも良さそうな話なので控えますね…。中盤までは帰ったその日くらいに勢いでガーッと書いたのでかなりしっちゃかめっちゃかな文章になっていますが、行けない方にも、これから行く方にも、少しでも(ほんの0.1ミリでも)湯田温泉の素晴らしさが伝われば光栄です。

長くなりました、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!!


ALICE+