「たまたま第一志望の中学を受験する時に調子が悪かったからな。落ちる確率が７２％あった」
「・・・へー・・・乾でもそんな事あるんだ・・・体調もデータで管理してるとおもってたよ」
「しているが、その時はたまたまアクシデントが重なったんだ」
「・・・・・・・・・・・・・へー」
「・・・ここを第一志望にした時はかなり反対された」
「は？」
「お前が第一をここにしたと知ってすぐに進路を変えたからな」
「え？どういうこと？」
「やはり２８％にかけてよかったよ」
「え？え？」
「・・・ふむ、ここまで言っても判らないのか。興味深いデータが取れた」
「いやいや、訳わかんないから！」


どうせなら、好きなやつと一緒の学校に行きたいだろ？

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