MEMO 


更新状況と後語りなど


▽2022/02/09(Wed)ib

昼から飲むビールっておいしいよね






「まぁた昼から飲んでんの」
「休みの日ですから」
「…アル中」
「まだセーフでしょ」

 冷蔵庫から取り出した冷えたビールに舌鼓を打つ姿を見てあきれた声を出しているその右手には、箱買いしているお気に入りのサイダー。好きなもん飲んでんの、一緒じゃないですか。膨れっ面しながら体当たりをすれば、暑い暑いと言いながら引き離すつもりはないみたいだ。触れ合う肌が暑くてべたついて、これはさすがに暑すぎる。そろそろクーラーつけなきゃなあ。でも、この暑さで飲むビールがまた旨い。ってことは、お子様舌のイブちゃんにはまだ分からないだろうけどね。缶を傾けて一口啜ってから、そのまま首筋に口づけた。

「っつ…!」
「ん?」
「っめたぁ…」
「んは、気持ちい?」
「あのなあ」

 お前はさあ…って、あきれたみたいに、本当に怒ったみたいな顔をする。ごめんってば、もう酔ってるってことにして、ここは許してくれないかな。ビール一杯なんかで酔わないことはわかっているだろうけれど。お仕置きみたいに嚙みつかれたキスは、ビールとオレンジが混ざって変な味だ。にっが。って言いながらもう一回をねだるように顔を寄せて来るところ、そろそろ大人の味も分かってくるようになるかもしれない。


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跳ねる春の泉