MEMO 


更新状況と後語りなど


▽2022/02/09(Wed)ib

憂鬱な月曜に二度寝するのがいちばん気持ちいい






 月曜の朝、1限の授業は出来るだけ取らないようにしているけれど、必修科目だけはどうしたって避けられない。鳴り響いたアラームを止めるためにスマホに手を伸ばした。やわらかい朝日とスマホの光がだんだんと意識を覚醒させる。

 起きあがろうとする身体を、アラームで中途半端に目覚めたイブが引き留めてくるのは毎週の恒例になっている。ぐいぐいとお布団という魔窟に引き込もうとする遠慮のない男の力に争うこと数分、お陰様で完全に目は冴える。時間は無くなるけれども。ちなみに勝率は8割程度。この調子であれば単位は確実だ、と思う。
 と、そこまで考えたところで思い出す。今日から冬休みに突入していたんだった。抵抗もなくその魔の手に引き込まれていく私に、イブがとぼけた声を出す。

あれ、いいの?うん。冬休み始まってたわ。

 その声を聞いて、ふふん。と満足げに鼻を鳴らして抱きしめる力が強くなる。ぎゅむぎゅむぎゅむ、寝惚けたイブは力加減を知らない。体制を整えて少し経てば、呼吸がすうすうと寝息へ変わっていく。少し苦しいけれど、まあそれもいいか。私も目を瞑った。


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跳ねる春の泉