2022/12/31

2022年度没ネタ整理101

・何故か一緒に住んでる

赤壁で沈んで死んだという記憶を思い出したのは小さい頃なのであるが、親に売られるとか現代ではよくわからないはずの事態に巻き込まれて、なんやかんやで郭嘉さんのところに転がり込んでいる。いやーー、一応戸籍的にどうなってるからかよくわからないがために基本お家で家事をしたり勉強教わったりお弁当つくってみたりしている今、なのだが。帰ってきた郭嘉さんはへべれけである。後ろにいるのは恐らく本日送り役の軍師ズである。いやこれこのまま宅飲みか??郭嘉さんがまずハグしてきましたけども。
「ただいま、ナマエ。いい子にしてたかな?」
「うっわ、思ったより酒臭いです。先にお風呂入ってください、お風呂」
「私のハグにそんなこというのはナマエくらいだよ」
「良い匂いの入浴剤いれましたし、着替え諸々準備しますからさっさとはいる。明日困るのは郭嘉さんですよ」
そう言って剥がす。明日は休み、と返されたのでカレンダーをみる。確かに休みのようだ。
「……お客さんはどちらですか、送ってきてもらったのか、今からお家で呑むのか」
「家で呑むよ」
「じゃあ適当におつまみつくります」
「頼んだよ」
そう言って額にキスしたのをジト目でみる。このへべれけめ。ちなみに軍師ズは微動だにしない。荀攸さんが特に固まってる。説明は郭嘉さんがするだろう。とりあえずおつまみを作りにキッチンに向かう。え、李子殿?李子殿か?みたいな言葉と、はぁっ!?という声が聞こえた。一応キッチンからそちらを見れば、相変わらずほとんどが宇宙猫になっている。
「郭嘉さん、日本料理でもいい?」
「ナマエが作りやすいもので構わないよ」
「じゃ日本料理にする」
「では日本酒をあけよう」
そんな会話をしていれば、ハッとしたように荀家が説明すべき!とかいうのが聞こえる。まぁ、そんなことを気にせず満伯寧がキッチンにきたが。
「李子殿、久しぶりだね、縮んだ?」
「お久しぶりです。今でいうヒールがありません。白状しますと、昔はあれで7センチくらい伸ばしてました」
「7センチ!?よくもまぁそれで飛んだり跳ねたりしてたな」
賈詡さんがカウンター的になってる場所に座る。めちゃくちゃ馴染んでいる。私はだし巻き卵を作る。満伯寧もカウンター的な場所にうつった。
「日本料理好きなの?」
「ちょっと前の個人的なブームですね。中華料理は郭嘉さんが作った方が美味しいです」
「いつから一緒に?全く気づかなかったなぁ」
「数年前からですね」
「ちなみに李子殿は今何歳なんだ?随分と若くみえるが」
「17歳です」
そう言って卵をくるくる四角に焼き、皿の上に乗せる。は?と声を上げた周りをおいて、そこからぽんぽんとおつまみをつくる。
「ナマエ、おつまみはできたかな?」
「はい、そこそこは。酔いがちょっとはさめました?」
「残念ながらね」
「郭嘉殿、これは流石にやばくないのか……」
「そうだね。でも放り出す方が大変かな。ナマエは今色々グレーな人物だから」
「どういうことだ?」
「私、親に売られたので戸籍とか国籍とかわかんないんですよ。たまたま郭嘉さんが居合わせて助けてもらえただけだったので」





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