それいけUSJで敵との対峙!


私が広場に着いた時、先生は黒い大男に組敷かれていた。なんだあれは、一体何なんだ!?得体の知れない脳みそ丸出しの大男の下にいる血まみれの先生を見て私の心臓がどんどん早くなるのを感じた。脳裏を過ぎった記憶の中の血まみれの女の人と先生が重なって見えて考えるよりも先に私は叫びながら飛び出していた。

「先生を離せえええ!!!」

助けなきゃ助けなきゃ!頭の中はそれでいっぱいになり気がついたときには私は大男に飛び掛かっていた。気絶させるために首元に木刀で殴りつけ、やったか!?と大男を見たが、目玉だけこっちに向けて微動だにしていなかった。私は確かに手応えがあったのに全く効いていないことに怯んでかたまってしまった瞬間目の前が真っ暗になって頭に痛みを感じた。次に首に痛みが、そしてブンッと体が回ったかと思ったら全身に痛みと衝撃が走った。頭を掴まれて地面に叩きつけられた、と理解できたのは肺の空気が一気に押し出され息が出来ずに喘いでいる途中だった。

「なんだよ、意気込んで来たはいいけどすぐやられてちゃ世話ないぜ?ヒーローの卵ちゃん?」
「かっ、は、」
「ん?脳無ちょっと手どけろ。」

息と叩きつけられた体(きっと滅茶苦茶に折れているから治すのに時間がかかる)を治そうと必死になっていると手男が私の顔を覗き込んで、お前昨日のやつじゃないかと嬉しそうに言った。私は何のことかわからず咳き込みながら睨むと怖い怖いまるでヴィランだ、と笑いながら顔の手をとった。

「俺だよ俺。もう忘れたのか?昨日お前がぶつかった人だよ?」
「ぁ、」

∵