俺の恋人が寝ている日2


ローションをよく手に馴染ませてまだ何も反応していないナナシさんのモノに絡ますように触る。やわやわと反応させるように揉んだり軽く上下に擦ったりしていると段々勃ちあがってくる。さっきよりも強めに擦るとナナシさんも小さく声を出し始めた。起きてる時はこれぐらいは声我慢してしまうからなんだか貴重だ、かわいい。すっかり勃ちあがったナナシさんのナナシさんに満足して今度は後ろの方をくにくにと触る。そのまま穴のまわりを揉んでコリを解し人差し指を挿れてぐるりとナカを撫でるとナナシさんはビクリと震えてからさっきよりも声を上げ始める。やばい、股間が痛くなってきた...。一緒に快感を拾えるように前も扱きながら中指も入れてかき回す。ぐちゅりぐちゅりと音をたててナカを広げて擦って触って抜き差しする。触り方でナナシさんの反応も違ってくるのが本当に可愛らしい。すっかり解れた穴を2本でくぱぁと広げてみると股間にダイレクトにくる光景すぎて俺のモノがもっと辛くなるだけだった...今度鏡の前でやってみるか。ぬぷん、と指を抜いて今度は自分のズボンを下ろし窮屈にしていたソレをだしてナナシさんの穴から玉の間に擦りつけ一息つく。

「んぅ、」
「ナナシさん、挿れていいですか?ねぇ、このままだと入っちゃいますよ?ね、ナナシさん...。」

名前を呼びながらすりすりとナナシさんのと俺のを擦り合わせる。ずりずりと結構激しめに動かしているとついにナナシさんがぼんやりと目を開けた。もう朝か?おはよう、と言いながらいつもの癖で寝起きの伸びをしようとした瞬間、異変に気付いたらしく固まった。嗚呼、可愛い。

「え、え、?」
「おはようございますナナシさん、正確にはまだこんばんは、ですけどね、ん、」
「ひ、ちょ、ちょっと、待ってくれこれ、え、んっ?ちょっと、動くのやめてく、れないかぁ!?」
「んー俺のお願い聞いてくれますか?なら動くのやめます。」
「わかった、わかったから、んっお願い、とまって」
「ありがとうございます!」
「ふぅ...あの降谷さんこれどういうこっっぉ!?」
「はは、俺のお願い聞いてくれるんですよね?ナカに挿れたかったん、です、よねっ!」

何がなんだかわからない状態のナナシさんに突き入れると軽くイったみたいでびくびく震えながらぴゅっぴゅっと少しだけ精液が出てきた。可愛い、さっきまで焦らしてる状態だったからイっちゃったんですね。なんで、どうして、を繰り返し言いながら喘ぐナナシさんに軽いキスをしながら謝ると、抜いてほしいと懇願してくるからそれは駄目だともっと奥に押し込んでやる。

「ひ、ひっ、降谷さっ、なんで、やっ、あっ」
「ナナシさんが、エロいのが、いけないんですっ!」
「いみ、わかんなぁっ、ぁあ!」
「ん、ふふ、ふふふ、」
「ひっ、ひっ、ぃん!」

奥にゴツゴツ当てるとナナシさんの口から短い悲鳴と共に可愛らしい声が溢れるからもっと聞きたくて腰を振る。きゅうきゅう吸いついてくるナカを感じるためにゆっくり抜けばナカがきゅーっとしがみついてきてかわいい。お望み通りまた奥までいれれば離さないと言わんばかりにぎゅうっと締め付けられて気を抜くと出そうになる。

「こわ、こわい、ふるや、さっ、急、にぁっあっ、やだ、」
「大丈夫ですよ、大丈夫。怖くないです、ほらっ、いつものところですよ。ここをトントンすると気持ちいいですよね?ほら、トントンっ、トントン、」
「ひぅ、ぅっ、うっぁ、あん!」
「あー、かわいい、混乱して頭ぐちゃぐちゃなってるナナシさんかわいい、すき、すき、ほらこっち向いて、っふ、ちゅーしましょう。ほら、ん、ちゅ、ふ、」

深くキスをしながら腰を打ち付けるスピードを早くして前も触ってあげる。眉を顰めて目をぎゅっと閉じ、顔を真っ赤にして震えながらキスに応えるナナシさんを見ながら前立腺から奥にかけて一気に擦りあげると、んん゛ーーっ!と目をかっぴろげてびくびくしながらイきナカを急にうねり上げるものだからつい奥の方で出してしまった。空気を求めて開けるナナシさんの口を未だに塞ぎ、舌をくちゅくちゅと絡ませて快感の余韻に浸りながらナカから抜く。抜けきってから口を離し放心状態のまま息を整えているナナシさんを抱きしめて横になる。暫く俺の軽めのキスを至るところに受けていたナナシさんは落ち着いてきたのか弱々しい力でぽかりと殴ってきた。

「な、なんでこんなこと...」
「はは、すいません、つい。」
「つ、つい!?」

笑いながら許しを乞うようにまた軽くキスを落としているとナナシさんは呆れたように眉を下げてため息をついた。

「はぁ...しょうがないな...」
「ふふ、ありがとうございま「なんて言うとでも思ったか。」え?」
「暫く間こういうことは禁止だ禁止。寝込みを襲うなんて...」
「えっ、ちょっと、嘘でしょうナナシさん?えっ、」
「おやすみ。」
「なっ、ナナシさん...!?」

俺の腕の中で背を向けてしまったナナシさんに慌てて声をかけるが返事は無く返ってくるのは寝息のみ。朝に声をかけても軽くあしらわれてその後何日間か冷たい態度で反応され、触らせてもくれなくてもう二度とナナシさんを怒らせるようなことはしないと胸に誓った。