俺の恋人がにょたになった日1


!!インポが治っている設定

「降谷さん、起きてくれ。降谷さん。」
「ん、ナナシさん?もう朝です?」
「ああ、朝だけど違うんだ。違う、大変なんだ降谷くん、助けてくれ。」
「どうしたんですか?」
「見てくれ、胸が。」
「うん?なんだか柔らか...!?」
「朝起きたら女の人になっていたんだ。」

声にならない叫び声を上げてしまった。今日は久々の休日で、昨夜はまったりがっつりとナナシさんと愛し合ってそのまま寝た。そして起きて今に至るわけだが頭が追いつかない。俺を起こしてくれたナナシさんの体はいつもより一回り小さくなっていて顔もいつもの顔とは違って女の子らしく、そしてなによりも胸のふくらみがやばい。なにがやばいって語彙力無くす並みにやばい。あと確認させるためなのか俺の手を自分の胸に持っていって触らせるのはやめてナナシさん。下もないぞ、と俺の手を下に持っていこうとするのもやめてくださいません!?

「理由は分からないけど朝こんなことになっていて私は混乱したけどだいぶ落ち着いたよ。」
「今度は俺が混乱してますけどね!?」
「まあまあ今日は休日なんですし家でまったりしない?明日には治ってるだろう。」
「なんでそんなに落ち着いてられるんですか...。」
「子供になるお薬とかもあるしなぁ、今更感あるじゃあないか。」
「まあそうですけど...。」
「なんだかんだで降谷さんも落ち着いてきただろう?」
「そうですね」

にこにこ笑うナナシさんに落ち着きを取り戻して深く溜息をつく。改めてみるととてもかわいい。ナナシさん女性になったらこんな感じなのか...。というか服!?Tシャツ一枚って...そんな...エロ漫画みたいなこと...ありがとうございます...ありがとうございます...。もうこうなったらとことん楽しんでやる。これは俺へのご褒美なんだ。そうだ、今日だって4徹からの休日なんだ、ご褒美なんだ、そうだ、

「ナナシさん、もう楽しみましょうね!」
「お、おう?」
「もう楽しむことに決めました。さて朝飯つくりますか。ナナシさんも一緒に作りましょう?というか作らなくてもいいのでいつものハイネックセーターのみで下は生足プラスエプロン姿を、後生です、後生ですから...!」
「そ、そんなにしなくても着るよ...。」

ベッドの上で正座し始めた俺にナナシさんは少し引いていたがそんなの関係ない。