フラグ一部メンバーで会話文
長・副・計・書「「「「新年明けましておめでとうございます!!」」」」
長「今年も俺の活躍ぶりを楽しみにしてろよ――つーわけで、せっかくだ。会計、お前なんか面白いこと言えよ」
計「ちょ、どんな無茶ぶり!? 面白いことってなんなの!? そんなんムリだから! ムリに決まってるから!!」
長「あ? 会計の分際で新年早々俺に楯突くとはいい度胸だなオイ。殴られたくなかったら、さっさと言えよ」
計「イタッ!? ってもう殴ってんじゃ――ヒッ?! わかった! わかったからそんな睨まないでよカイチョー!! んじゃあえっと、えーっと……し「チッ、たく使えねえ野郎だな。しかたねえ次だ次」んねんとかけ――って、ええええ!?」
長「うるせえよ、黙れバ会計」
計「しかもヒドイ!!?」
長「ゴミはほっといて次、副会長。――そうだな、新年の抱負とか言っとけ」
副「僕の新年の抱負、ですか? そうですね……ふふ。今年こそ会長と付き合うこと、でしょうか?」
長・計・書「「「………、……」」」
長「いや、その、あれだよな? どこかの店に付き合うとかそういうこと、だよ…な……?」
副「うふふふ、幼稚園児でもあるまいし、なに馬鹿なこと言ってるんですか会長? もちろん愛し合う的な意味の付き合う、ですよ?」
長「……、ハハハ。お、お前こそなに言ってんだよ副会長。別にお前にまで面白いこと言えとは言ってねえぞ?」
副「別に僕は笑いを取るつもりなんて「よーし次だ次! 次は書記なんか言え! 早く言え!!」ふふ、僕の会長は照れ屋ですね」
長「(俺はなにも聞いてない。俺はなにも聞いてない。聞こえない。僕の会長とか聞こえてねえしッッ!!!)早くしろよ書記!!」
書「こと「ちょっとてめぇ待ちやがれ!!」……、風紀委員長?」
委「俺を差し置いて新年の挨拶とはいい度胸だな、てめぇ等。あ?」
長「あ?じゃねえよ。お前なんざ要らねえだろ。つうかなんで新年早々お前のツラ拝まなきゃなんねえんだ」
委「そりゃこっちの台詞だクズ野郎」
長「じゃあなんで来たんだよゴミ野郎」
委「んなもん、虫酸の走る言葉が聞こえたからに決まってんだろうが」
長「(くっ、なんだかすげえ嫌な予感が)……どう言う意味だ?」
委「オイ、副会長。てめぇまたふざけたこと吐かしやがったな?」
副「さあ、なんのことでしょうか? 僕は貴方を怒らせるような事なんて一言も。確かに僕の会長とは言いましたけど――ああ、でもこれは事実ですし。すいません、やはり僕にはわからないようです」
長「……」
委「――ほぅ。新年で浮かれてんのか知らねぇが、てめぇの脳味噌は随分イカれてるらしいな。いつからてめぇのモノになったって? 寝言は寝てから言ったらどうだ?」
長「………」
副「クスッ。……ああ、失礼。可笑しくてつい笑ってしまいました。面と向かってまともに会話もできない人がなにを言ってるんでしょうね? もしかして負け犬の真似ですか? ふふ、とてもお上手です。本物かと思ってしまいました」
委「チッ、相変わらず口だけは良く回る猿野郎だな――しかたねぇ、いいだろう。そこまで言うなら勝負しようじゃねぇか」
副「ふふ、いいでしょう。まあ、僕は負けませんけどね」
委「ハッ、そいつは俺の台詞だ」
長「……、…………オイ、書記」
書「会長?」
長「コイツ等ほっといて飯にすんぞ」
書「ん、(こくり」
計「あ、待って二人とも! オレもオレもー! オレも食べるー!!」
長「今年もどうか無事に一年が終わりますように……神様、マジで頼むぞ」
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2016年の新年の挨拶用に書いた拍手文でした。
今後ともよろしくお願いいたします。