遺憾
所謂“そういうこと”をするとき、先生はとても意地悪だ。サイズを気にしている胸を執拗に触ってくるし、気持ちよすぎておかしくなりそうなところばかり狙っていじめてくる。そんな先生に何度も抱かれて、身体を塗り替えられてから、吐息混じりの低い声で耳元で囁かれると身体が勝手に言うことを聞いてしまうようになってしまった。
そういったものを文字通り肌で感じるたび、『これが大人の余裕か』と納得してしまうのと同時に、先生の過去を思って嫉妬してしまう私はまだまだ子供なんだろう。面倒くさいと言われるのが嫌だから、呆れられてしまうのが怖いから、全部胸の中にしまって一度も口に出したことは無いけれど、先生が私のこんなにも嫉妬深くて独占欲も強い、醜い部分を知ってしまったらどんな顔をするのだろうか。
「なんか今日ずっと上の空だね。考え事?そんな余裕あるのかなぁ」
「ひ、ぅああぁっ♡」
「奥強めに突いただけで甘イキするくらい僕で感じまくってるくせに誰のこと考えてるの?先生妬いちゃうな〜」
「ぁ♡も、いってるのにぃッ♡、〜〜っ♡おくつくのやらっ♡ごちゅごちゅするのやだぁ♡♡」
「だぁめ♡僕以外のこと考えてるナマエの言う事は聞いてあげない」
いつも聞いてくれないのに。そんな一瞬ムッとなった思考も、膝裏を掴まれてギリギリまで引き抜かれた太くて硬い亀頭がナカの気持ちのいい場所を全部抉りながら一気に奥まで入ってきた衝撃で全部頭から抜け落ちてしまう。そもそも体格差と先生のモノが大きすぎるせいで入っているだけでもおかしくなりそうなくらい気持ちがいいのに、弱いところを狙って突いてくるなんて死亡宣告みたいなものだ。ぬろ〜〜♡深いストロークで狭いナカを穿られる感触にさっきの甘イキとは比べ物にならないくらいの深い快感の波が押し寄せてきて全身がバカになったみたいにガクガクと痙攣する。
「あ、いく♡、っやぁ、まって、っあ♡ぁ、〜〜っ♡これだめぇ♡とんじゃう♡♡」
「ナマエのナカ奥の方からきゅーって締め付けてきてほんと気持ちいい…そんなにこれ好き?トんでもいいよ。…そのかわり俺のことしか考えんな」
「イ"ッ♡いっちゃ、あ、〜〜〜ーーッッ♡♡」
ごりゅ♡、と快感で降りてきた子宮を押し上げながらナカに浴びせられる熱を求めてちゅうちゅうと吸い付く奥を抉られた感覚に、声を上げることもできないまま深い絶頂に押し上げられた。しかし全身をびくんびくんと震わせながら、奥まで深く突き刺さったそれの浮き上がった血管までもがわかるくらいきつく締め付ける私のナカで、ゆるゆると腰を揺らしながら徐々にストロークを深くして突き上げてくる先生の存在に気がついて顔がさぁっと青ざめていくのを感じた。
「アハ、ほんと何回してもきっついね。もってかれるかとおもった」
「あ♡あ♡や、っだしてぇ♡おくにだしてよお♡♡」
「ナマエはここに直接注がれるの大好きだもんね。でもまだあげない。…さっきから何で頭いっぱいなの?それ言うまでずっと一人でイかせるし、奥で出してあげない。僕は別にそれでもいいんだよ?ナマエと一日中できるなら本望だし」
深く絶頂させられた身体はどこを触られても過敏に反応してしまって、指先で乳首を軽く弾かれただけでも軽く達しそうになってしまう。けれど先生の過去に嫉妬している面倒くさい女だと知られたくなくて口を噤んでいると、やっと先生の大きな熱の三分の二を咥えていっぱいいっぱいのお腹の奥にさらにどすんと衝撃を与えられて思わず顔を逸らせながら「ぁあんっ♡」と悲鳴のような喘ぎ声をあげてしまった。
「ね、お願いナマエ。壊したくない」
少し悲しそうな顔とは裏腹に、先生は私の膝をお腹に付きそうなくらいに折り畳みながら体重をかけて押さえつけて私を壊すための準備をし始めている。先生とは付き合ってから何度も身体を重ねたけれど、所謂種付けプレスとも言われるこの対位は数回しかやっていない。なぜなら最終的に私が泣きながら半狂乱しかけるまで気持ちよくされてしまうからだ。
「、ぁ♡それやだ♡」
「いやなら早く言ってよ。ほら、始めちゃうよ?」
そう熱のこもった吐息まじりの声で囁かれたのが決定打だった。やっぱり先生はずるい。優しい声色で、口調でお願いを装って言ってくるくせに、初めから拒否権なんて私には一つも与えてくれないんだから。思わず瞳にじわりと涙の膜を張りながらぽつりぽつりと思っていたことを正直に全部先生に話すと、先生は私の頭を優しく抱きしめて、深く入っていた熱をずるるるっ♡と引き抜くと、また一気に奥まで突き刺してきた。
「っはは、なにそれ可愛すぎない?しかもそれで僕が引くと思ってたわけ?そっかー、…なめられたもんだね」
「っひうッ♡」
「あのね、わかってると思うけど僕根っからのクズだから、今までだぁい好きなナマエ以外にここまで尽くしてきてないんだよね。初めてナマエとしたとき前戯にどれだけ掛けたか覚えてる?二時間だよ二時間。お前以外にそんな面倒なことしないっつの」
ナカをごちゅ♡ごちゅ♡と突き上げてくる速度が少しずつ早くなってきて、ひっきりなしに口から叫びにも近い喘ぎ声が漏れてくる。…ていうかちゃんと話したらこの対位しないって言ったはずなのに…嘘つき♡ 柔らかく解れた奥をぱんぱんに張った亀頭で容赦なくいじめられて頭がおかしくなりそうだ。
「お前は気にしてるかもしれないけどおっぱいも感度良くて可愛いし、ナカもちゃんと気持ちいいの覚えさせたらすぐきゅうきゅうきつく締め付けてきて大好き」
「あっ♡や、っやだぁ♡いわな、でっ♡♡」
「ってかまず舐めたのとかお前だけだから。お前にしかやんねーし。っあーッ、さっき舐めときゃよかったもったいねぇ。つーかこんだけ口調戻ってんだし余裕なんてあるわけねぇだろ気付け」
「あーっ♡あ〜〜ッ♡♡ほんと、らめ♡いく、いっちゃ♡イ"、〜〜〜〜〜っっ♡♡、や、っああ♡いまイってるのにぃ♡」
イったばかりのナカがこれ以上ないくらい痙攣してるのにも関わらず先生は全然動くのをやめてくれないからすぐに快感の波が止むことなく近づいてきて、あっけなく次の絶頂を迎えてしまう。先生が間に割り込んでいる事で広く開かれてしまった脚をバタバタしても先生は全く意にも介せずさらに奥へと押し込もうとしてくるから強すぎる快感から一向に逃げられない。
「あ"〜〜ナカうねんの気持ちよくて出そう、ほら一番奥にかけてやっから意識飛ばすんじゃねぇよ」
ぺちぺちと頬を叩かれて飛びかけていた意識が戻ってくる。けれど射精寸前の硬い先端が子宮口に入り込もうとごりごりと強く穿ってくるから、またとびきり深い絶頂がもう目の先まで迫ってくる。
(も、これ、死んじゃうかも…♡)
そしてごちゅんっ♡とひどい音を立てながら今までで一番深く奥にまで入ってきた先生の屹立が奥で火傷しそうなくらい熱くて多量な精液を子宮にぶびゅうっ♡びゅるるるうう…♡♡と直接吐き出したのを頭が理解した瞬間、絶頂の上からさらに強い絶頂を与えられて全身がガクガクガクッと怖いくらいに震えた。頭が快感一色染まる。何も考えられない、気持ちがいいことしかわからない。そんなふうにぼーっと深い絶頂の余韻に浸るように天井を眺めていると、私の口の端から溢れていたらしい唾液を舐め取った先生に触れるだけのキスをされた。
「口ゆるゆるになっちゃったね可愛い」
すっかり元の口調に戻ったらしい先生は私の脚をゆっくりと戻しながら、今度はぬるり舌を入れてきて頭が溶けそうなくらいの深いキスをしてくる。ちゅ、と音を立てながら離れた形の良い唇を目で追っていると、まだ小さく痙攣しているナカに深く突き刺さっている先生の熱が奥から離れそうになったのに気がついて慌てて頭に抱きつきながら止めた。
「っあ、まだぬかないでぇっ…♡」
「ん〜?抜かないよ。だってまだ全然足りないし」
「…え?」
「まだ硬いのわかるでしょ?ナマエに煽られまくったせいで全然治まってくれそうにないの。しかもこれだけ愛してるのにナマエは全然わかってくれてなかったしさぁ〜……今日は一晩中愛してあげるから僕を全部ナマエで塗り替えてよ」
…やっぱり先生は意地悪だ。そう改めて実感しながら恐怖と、ほんの少しの期待で溢れてきた涙で濡れた瞳を閉じながらまた近づいてくる柔い唇を受け入れた。