・初めて見た時、海の化身みたいな横顔だと思った。透き通るような白い肌にかかる深い青。少なくとも己の金色の髪が気にならなくなるくらいには、その艶めいた青髪には明らかなオーラが放たれていた。
・初めての任務、夢主大活躍、灰原七海。
・可愛げがないなと思うけど灰原はガンガンいく
・「ごめんなさい。こういうの初めてだから、どうすればいいか、分からない」戸惑いの色を滲ませたその表情と不安げな言葉に、今更ながらただ彼女は不器用なだけだったのだと気が付いた。
・初めての駄菓子屋
・ガリガリ君のアイスをベンチで食べる
・五条家の人間に足を切られている
・五条は勝手に後ろめたく思ってる
・訓練、彼女は五条と並ぶレベルで鬼だった
・説明は的確にできるが、できない人間の気持ちが微塵も分かっていないタイプだろう
・家入先輩と呪いの代償や縛りについて喋ってる
・相変わらず、彼女の表情筋は動かない
・二人っきりでの任務、お昼ご飯を食べる
・灰原と仲良さげだな、と思う
・圧倒的な強さを見せ付けられて自信喪失
・「元より理解はしてましたが、貴方本当に強いですね」珍しく彼女が心底驚いたように目をまんまるにさせるから、自分がそんなに変なことを言ったのだろうかと不安になった。「私が強い?本気で?」「縛りがなければ呪力も得られない。劣等種だよ」「行こう、早くしないと日が暮れる」
・夏油先輩に抱えられた少女、足が取れている
・知ってはいたが、やはりびっくりしてしまう
・夏油先輩もボロボロだった
・少女を殺そうと企んでいた呪詛師に襲われたらしい
・中々部屋から出てこないと家入。私じゃ駄目だろ。七海なら許される、気がする。灰原は今開けてるらしい。部屋に入ると静か。窓が開いている。名前を呼ぶが返事はない。出掛けているのだろうか。そう思った瞬間、微かに水の音がした気がした。思わず音の方に目をやると、バスルームの扉が開けているのに気付く。僅かに人の気配がする。もしかすると、シャワーでも浴びているのかもしれない。
・しばらく開けて昼食べてからノックしたら、まだ空いてる。まさか、溺死なんぞしていないだろうな。恐る恐る近寄って声をかける。応答はない。何度も何度も名前を呼んでから、心配になって扉を開けた。するとどうだろうか。バスタブの中に小さく彼女が沈んでいたのである。目を剥いた七海はすぐさま彼女を抱き上げようとする。幸いキャミソールと下着は着ていたので、どうか怒らないで欲しかった。
柔い腕だと思った。太ももの付け根まで、その青紫と黒色の混ざったマーブルを描いた痣は広がっている。これは、呪いか?いや、でも呪力は感じられない。「……気になる?」
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