日録Blog

■普段は好き勝手に話してます。
■添付画像は向かって左が1枚目。

ある東洋人

[ 2018/08/23 12時 創作設定 ]
イルトラの「極東の島国から来たある男」の小話。
彼は魔物のことを「物の怪」的もんだと思っている。

いつもの追記みたいな表示設定するの面倒なので許して(´・ω・`)

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男は、宿で会えずじまいの海月神を諦めた。
宿の主には「怯えられている」と言われて困惑している。はて、もしや冗談の独り言が届いてしまったか。流石に海月を食う文化はない。…蛸はよく食ったが。

だが某(ソレガシ)も根無し草。この程度でへこたれて、おめおめと帰る軟弱者ではない。海月神でなくとも物の怪は多く居ると聞く。これらの話をまとめて、書籍を出版するのだ!


男はその物珍しい身なりの為に、目立っていることを分かっていなかった。「海月神」から恐ろしい速さで伝達された情報により、他の物の怪も姿を潜めていた。

「毛の束を頭にこしらえている奴に近づくな。食われるぞ」

海月神は、男が本気で話していたのを知っている。


多分続く。

日録表紙

(2017.5が最古)