Sucreve
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▽2022/04/19(Tue)
無題
ウォロさんの妄想。向日葵じゃんとかアルセウスじゃんとか何かそんな。小説と呼べるものでもないのでこちらで。夢と言うよりウォショでは……。



ウォロの設定資料に「パトソール制服着用図」とある→パトソールって何ってググったら露語で向日葵では?と見つける→更にウォロの最初(初期設定時?もしかしたら長命で名前が変わっている?)の名前では説を発見。植物だし→太陽神と海の妖精のギリシャ神話を思い出す→そういやアルセウスって何の神様?図鑑確認→「天上からヒスイの地を射す光源」とか書いてある→アルセウス太陽神じゃん……ウォロさん向日葵ってまんまじゃん……→情緒不安定→勢いで書いた←今ココ

救済にも何にもなってない。





Подсолнух любовь





太陽に恋い焦がれて花になった妖精の話があるんですよ、と言ったのは太陽のような彼に恋をしたからだった。
金色の髪、明るい笑顔、人当たりのいい優しい性格。それらは彼を太陽に喩えるに充分だった。
「それはどのようなお話で?」
些か興味が無さそうに聞こえた。御伽話とでも思われたのだろう。なので彼が興味を持つようにと「私のいた世界での古い古いお話……神話です」と返した。
すると彼は案の定目を輝かせて「それはとても興味深い」と食いつく。他の世界のものであっても神話は彼にとって気になるものらしい。
「昔々あるところに一人の妖精がいました」
私が語ったのは空を駆ける太陽神に恋い焦がれて向日葵になった海の妖精の話。一日中、ずっとずっと神様を見つめていたからその内そんな花になってしまったのだと。私がその話を読んだのは髄分と前のことだから多少私の脚色が入ってしまっているかもしれない。尤も彼にそれを確かめる術は無い。
彼はじっと私の話を聞いて、ぽつりと「……神に恋い焦がれても報われないということでしょうか」と呟いた。問い掛けの形だがそれは確かに独り言だった。同意も何も求められなかったから。



彼のその反応の意味を理解したのは神殿だった。私の前に立ち塞がる彼は太陽とは似ても似つかない、むしろどこか向日葵に似ていて。
彼はあの時どんな気分で私の話を聞いていたのだろう。彼を太陽に、私を妖精に喩えたつもりだったが違った。彼自身が向日葵そのものだったのだ。
全てが終わり、彼はそのまま姿を消した。きっともう二度と会うことは叶わないのだろうとわかった。
神に恋い焦がれた妖精は花に成ったが花に恋い焦がれた人間は一体何に成れるのだろう。
私は只の人の儘、何にも成れない。



end.



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