prologue

  西暦2500年。人智を超えた能力を持つ者たちで構成された集団、「アポステル」が全世界へと侵略戦争を仕掛け始めた。日本には幹部の1人が現れ、国土を攻撃されたことにより一度は全てが海に沈んだ。
  しかし或る5人の働きによって再び一部が浮上し、「ヤマテナ国」として国家主導のもと復興を果たす。
  西暦2990年の制裁戦争により、アポステルの本部と教祖を討つことに成功し、ようやく世界は平和への希望が見え始めた。しかし、ヤマテナ国は幹部の意向により軍を縮小することなく、各地に残る支部の殲滅を選ぶ。

★用語
侵略戦争
→アポステルによる大々的な世界侵略戦争。「異能力」という力を利用した同時多発テロから始まり、世界中を戦争に引きずり込んだ最悪の事件。日本は島国のため、不運にも沈められることとなった。

制裁戦争
→10年前に世界の各国が協力してアポステルに仕掛けた戦争。これにより本部と支部の大半を破壊し、さらに教祖と幹部を打ち倒した。軍事国家であるヤマテナも軍の大半を動員し貢献したが、その犠牲も多かった。(リアや義堂、アーロの父親がこの時死亡)