支援C
>>リタ&カレン



カレン「あら、リタ。これからどこかへお出掛けですの?」


リタ「うん、装備をそろそろ変えようかと思って……あ、でも私、人間界で服を売ってる場所ってあまり知らないなぁ」


カレン「……服?」


リタ「それに人間界の流行なんて知らないし……下手なもの買ってきたりしたらサンディに笑われちゃうかも」


カレン「…………」


リタ「でも、これからの旅のことを考えたら、装備はしっかり準備しておかなきゃだし」


カレン「…………」


リタ「うーん、やっぱりオシャレは難しい。あ、そういえばカレンもオシャレに詳しいんだっけ……」


カレン「リタっ!!」


リタ「はいっ?!」


カレン「その悩み、是非私が解決して差し上げますことよ!」


リタ「ええっ、本当に?!」


カレン「もちろんですわ! 伊達に流行に敏感な貴族達をたくさん見て育ったわけではありませんもの。自分で言うのも何ですけれど、それなりにセンスは磨いてきたつもりですのよ」


リタ「おおー、そういえばカレンの故郷サンマロウはファッションの街って言われてるんだっけ?」


カレン「ええ、サンマロウは流行の最先端を行っておりますから。みなさん自分のファッションには自信がおありなのでしょうね」


リタ「そういうのって何だかカッコイイね。憧れちゃうな」


カレン「こだわりを持つのは素晴らしいことですけれど、やはり自分に合う服を見つけるのも大切なポイントですわ。それからTPOをわきまえた服装をすることも重要ですわね」


リタ「てぃーぴーおー? ……良く分からないけど、人間界のファッションは奥が深いんだねぇ」


カレン「要するにその場に合った服装をしましょうってことですわ。まぁ、冒険する場合には服装なんて何でもアリなところがありますけれど……私、必ずやリタにピッタリな、誰にも文句など言わせないオシャレかつ機能的なコーディネートを探しだしてみせますわ……!」


リタ「お、お手柔らかにね……?」


カレン「それでは早速、一件目へ参りましょう! はぐれないようしっかりついてきてくださいまし!」


リタ「はいっ、よろしくお願いします!
…………うん? 一件目……?」


カレン「リタ、ぐずぐずしているヒマはございませんわ! 急がないと日が暮れてしまいますわよ!」


リタ「日が暮れるの……? 人間界のファッションは大変なんだなぁ。……何だかちょっと不安になってきちゃったかも……」



(リタとカレンの支援レベルがCになった!)





―――――
ファッション云々の話は学校の家庭科で習ったことを思い出しながら、自分なりに解釈して書いてみました。ファッションや流行に疎い私にこれ以上の知識を求めるのは野暮というものです←
以前、セントシュタインで洋服のお買い物をするお話を書いたので、どこの時系列に入れても大丈夫なように作った……つもりです← 一応支援会話ですからね!

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