髪を少し梳かしたらベッドへ潜り込み、
後から追ってきた景吾くんの足音が耳を掠めながら
ふわふわと夢の世界へと浮かびだす意識を繋ぎ止める。
廊下の方から景吾くんの足音が聞こえたかと思えば、
消し忘れていた間接照明を消す音が聞こえた。
景吾くんが隣に入ってきて、口を開く。
「今日は、どんな日だった?」
「今日もいい日でした!
でも、ほんの少し疲れました⋯」
うとうとしながら受け答えする私を見て甘い表情で微笑み、
私の頭を撫でながら“そうか”と呟く。
「それなら、きっと明日はもっといい日になる」
「⋯どうして?」
「俺が言うんだから間違いない
それに、俺がなにがなんでもいい日にしてみせるさ」
ふふ、なにそれ、なんて笑うと、私のことをそっと抱きしめ
優しい声で”おやすみ“と囁く。
どうやら明日の心予報は晴れみたい。
明日も良い一日になるといいな。
なんて考えながら甘い香りに包まれて、眠りにつく。