名前さん


笑ってるよ。
笑えるよ。
だけど、幸せじゃない。
楽しいけど、幸せじゃない。

もし、僕がこの世界から消えたら、笑ってください。

つくづく迷惑しかかけてない。
君は決して僕に怒りはしないけれど、僕は自分を怒りたい。
そうして、また僕は君に迷惑をかけるんだ。

このもやもやした僕の気持ちを言葉に表すのはとても難しい。
だけど、君に伝えたい。君だけには伝えたいんだ。僕の気持ちを分かって欲しいんだ。
でも、やっぱり難しい。
胸の中で沸騰したお湯のように渦巻く何かが、外に出てくれなくて、すごく苦しい。

欲求が無いの。
何をしたい、とか、何を食べたい、とか、そういう色んな欲求。
「欲求が無いのに、わたしは生きてていいの。」
そう問えば、「それは病気だ」と誰かが答えた。

基本的にわたしはわたしがキライ。

自分を好きにならないと、人を好きになれない。
君はそういうもんだと教えてくれたね。
君のことが好きなこの気持ちは、じゃあ、嘘になるのかな。
その質問は僕の心の中で木霊した。

誰かに認めてもらいたかった。
すごいね、って褒めてもらいたかった。
わたしもあの人みたいになりたい、って憧れられたかった。
それだけのためにやってきたわけじゃないはずなのに、気づけばそれしか残っていなかった。
他人がどうこう、自分と比べて、そうしてやがて、自分が憎くて憎くて堪らなくなる。

言い訳ばかり。
やりたい、でも、できない。
とりあえず、やってみる。
でも、そんな単純なことは、僕にとっては、とても難しい。

この歳になって 久しぶりに 盛大に転んだ
血が出てきて 痛くって でも涙は出なかった


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