フッテージ
★★★
〔あらすじ〕
フッテージ=未編集のビデオテープ。
主人公の一家がある家に引っ越してくる。
主人公は作家で、各地であった事件をネタに本を書いていた。
とはいってももう10年はヒット作がない。
主人公は今度こそはと思っている。
引越しを反対されるかと思い、妻にも言っていなかったが、数年前、この家の裏庭で家族四人が首を吊らされて殺される事件があった。
そして末の娘が行方不明。
犯人は見つからず未解決のままだ。
主人公は屋根裏でフィルムビデオを見つける。
「家族と。2011」などとあることからホームビデオらしいと当たりをつけた主人公は映写機を使い、壁に投影。
しばらくは何気ない日常の風景が流れていたが突如映像が変わり、一家絞首事件の殺害時の映像が流れる。
それはこの家の裏庭で殺された家族の映像だった。
犯人は映っておらず、被害者のみが映るその映像に最初は拒否反応を示す主人公だったが何度も見直し始める。
他のテープも同様に「プール」「BBQ」「芝刈り」などと共に年代も書いてあるが、どれも一家を殺害するスナッフビデオであった。
主人公は「これは犯人が残したものだと」興奮し、事件を調べ始める。全ての事件に共通しているのは一家が殺され、子供が一人行方不明ということ。
ビデオを見ていくうちに、どれにも共通して骸骨のように痩せた男が映っていることに気付く。
そして家の中では怪奇現象が。
家族を殺したのは共通して映る男なのか。
その男は誰なのか。
そして行方不明の子供たちはどこへ……?
びっくり系ホラー映画。
骸骨のような男は「ミスターブギー」この世のものでない、いわゆる悪魔的な存在。
ブギーを呼び出すにはあるルールが存在し、ブギーをビデオでも実物でもなんでも見る、ブギーのマークを見る。
これでブギーは現実にやってくる。
主人公はある晩に映写機の音を聞いて不審に思い、屋根裏を見に行く。
こっそり覗くと、居なくなったはずの子供たちが何かの映像を見ていて、それは「ミスターブギー」の姿。
一斉に振り向いた子供たちが口に人差し指を当てて「しーっ」とやると左から突然「ミスターブギー」が覗き込む。
ここがびっくりポイントだった。
主人公視点になるから画面いっぱいのブギーにビビった。
時系列がバラバラかもだけど、主人公は確かこの後にビビって元の家に突然帰る。
協力してくれてた警察官から何度も電話があるんだけど、それを無視。
家に帰ってからだったかなー、一本のビデオを見つける。
で、それを再生すると、一家が庭の木で首を吊ってる映像だったんだけど、木の上から女の子が降りてくる。
その子は行方不明になっている子。
画面の前まで来て「しーっ」とやって消える。
次々映像が変わり、みんな同様に消えた子。
殺していたのは子供たちだったんだ!となった主人公。
ようやく警察官からの電話に出ると「引越したって聞いてっ!」と慌ててる。
話を聞くと、それらの事件は全て事件として記録されていて、その場所や家族の共通点を探してたんだけど、全てを結ぶ一つの線が存在することに気付いたとのこと。
それは、引っ越し前に住んでた家が事件のあった家。
一家が死んだ家に住んだあと、別の家に引っ越すとそこで家族は殺されて、その家に住んだ家族が別の場所に引っ越すと殺されて、また別の家族が……。
主人公一家はあの家から引越した、つまり……。
その話を聞いた主人公は落ち着くためにコーヒーを飲む。
すると眠気が襲ってくる。
見ると紙があり、「おやすみ、パパ」と娘の字。
主人公は意識を失ってしまう。
目が覚めると手足を縛られていて、猿轡まで。
妻も息子も同様の姿。
唯一自由なのは娘だけでその手には斧。
フッテージが入っていた箱の蓋の内側にはビデオの内容(要はどうやって殺したか、誰を殺したかの記録が子供の落書きのように残されてる)が書いてあったんだけど、娘もそこにビデオの内容を書く。
首と胴体と脚を切られた家族の絵。
そして娘はビデオの中に。
あとはラストにおんなじびっくりポイントがあったくらい。
内容はまぁ、予想できる範囲ではあった。
ブギーは子供を食べると言われてるんだけどこの、子供を食べる、ってのが要は子供をさらうになってるみたい。
その家の子供を誘惑?して殺させる、みたいな。
行方不明の子供たちは夜になると家に現れる。
もちろん主人公は見えてないんだけど、誰かの気配は感じててある晩はずっと後を付けられたりしてた。
怖い、というかびっくり怖いはあった。
実は心霊系のホラー映画は苦手なので早回しで見たんだけどね。
救いはなかったね。
ホラー 2019/12/26