白恋・出会い編
エイリア学園の脅威が様々な中学校を襲う最中、エースストライカー不在の雷門は吹雪士郎の噂を聞き付けて白恋を訪れる。……瞳子の目的はそれとはまた別の所にもあった。
→初日
雪原から戻って来た士郎と合流し、いつもの教室へ向かうに連れ様子が違う事に気付く嵐守。教室へ入ると雷門の面々が。初対面及び知らない人が大の苦手(恥ずかしい訳ではなく純粋な恐怖)な嵐守は士郎の後ろに隠れる。挨拶すら出来ず士郎を頼る。
士郎の噂を聞き付けてやって来たと言う彼らと試合を行う事となる。嵐守は自分には関係がないと思っていたが瞳子に試合へ参加するように言われる。パスカットや確実に点を取ってくれる仲間へのアシストが主だが、士郎がアツヤの人格へ交代すると嵐守も若干攻撃的な面を覗かせる。試合中、アツヤと対等に渡り合う浜名心咲と、彼女に対してライバル心と言うか何と言うかを燃やすアツヤに気付く嵐守。雷門メンバーへあまり湧かなかった興味が唯一心咲へ(僅かに)向けられ始める。
→特訓開始
ジェミニストーム戦までの特訓でもみんなとの距離を取る嵐守は、練習風景を離れた所から見ているだけで人と関わろうとはしない。珍しく士郎が心咲を紹介してくれるが、嵐守は士郎の行動が理解出来ない事と慣れない人への不信感から恐怖心を募らせる。不変だったはずのものが変化して行く恐怖もあるのかも。一方で心咲は嵐守を気に掛けてくれているようで何度か話し掛けてくれるが、嵐守はどう返していいのか分からず曖昧に濁すばかり。友達がいないから仕方ない。ある日のスノボ特訓の最中、心咲から「やらないのか?」と声を掛けられるが「(楽しんでいる雰囲気を壊して)みんなの邪魔になりたくない」とこれを断る。
だがこの時に心咲から掛けられた言葉が嵐守の中でわだかまりとなっており、その日の夜久し振り(記憶喪失以来)にスケートをする嵐守。スノボもスケートもサッカーも記憶を失う前の自分が積み重ねて来たものである為、今ここにいる自分は特に何の努力もしていない罪悪感を抱えている。無心で風を感じていると、サッカーボールを抱えた心咲に声を掛けられる。見られていた戸惑いもそこそこに久し振りにスケートをしたいと言う彼女にスケート靴の場所を教える嵐守。気まずさは残るものの同じリンクの上を滑る二人。嫌ではない無言の時間が静かに過ぎて行く。「俺はそろそろ戻るけど、月光さんはどうする?」と問い掛けられるが、一緒に戻るのは躊躇われて「……もう少し、ここにいます」と顔を背ける。戻って行く心咲の背中を見送りながら、急激に距離を詰めていた士郎と心咲の事を思い返す。それから先程、サッカーボールを抱えていた彼女の事を。「邪魔、しちゃった」とぽつりと呟きながら嵐守も合宿所となっている教室へと歩を進めて行く。(「邪魔しちゃったかな=vじゃなくて、「邪魔しちゃった(確信)」みたいな感じ)
翌日、スノボ特訓。嵐守は丘の上からその様子を眺める。心咲と共に滑っていた士郎が下から嵐守へ手を振る。控え目に振り返す嵐守。士郎の隣りで一緒に手を振る心咲。振り返さざるを得なくなる嵐守。そんな二人の様子を微笑ましく見守る士郎。この三人可愛い。この日の夜、前日とスノボ特訓の気まずさもありスケートリンクに近付く事もなくこっそりと図書室で過ごす(嵐守がいない時はここか雪原かグラウンドにいる事が多い)。
更に翌日、スノボ特訓も佳境。相変わらず参加せずに様子を眺めているだけの嵐守の元に心咲がやって来る。「流石に寒いなー。月光さんは寒いの平気なのか?」
「得意では、ない……です」
「そうだよな、いくら出身が寒い地方だからって平気な訳ないよな。それじゃじっとしてるだけじゃ寒いだろ? 士郎もいるし、一緒に特訓しないか?」
「……今日の夜、スケートをしようと思っているんです(だから今は大丈夫です)」お前日本語大丈夫か?
「それ、俺も参加していいか?」
言い訳のつもりが寧ろこちらから誘うような提案をしてしまっていた事に気付く嵐守は断る術もないまま頷く。内心「なんでー!?」みたいになっててもいい。
そんな感じでジェミニ戦までの特訓期間、毎日ではないものの夜のスケートの時間で少しずつ関わりを深める二人。
→ジェミニ戦
士郎と嵐守を新たに迎えた雷門VSジェミニストーム。嵐守はいつも通り自分が出来る事を取りこぼさず黙々と積み重ねて行くが、前半で体力尽きてベンチへ。ゲーム版だとヒロトが試合見に来てるけど、ヒロ嵐軸だとヒロトは嵐守の様子も見に来てます。ここで嵐守がフラフラと倒れそうになってたから心配で後々雪原でエンカウントする事に。
あとはこの辺アニメ通りですがルイちゃんいかがでしょう?
→ジェミニ戦後
改めてキャラバンへの参加要請を受ける士郎と嵐守。嵐守は士郎から「一緒に行こう」と差し伸べられた手を取ったものの、内心まだ悩んでいる。夕食後、行く当てもなく、けれど足取りは確かに雪原へ。自主トレの時間。ジェミニ戦で消耗した体力戻ってないのでぶっ倒れる。そこへヒロトが現れる。手に入らない以上遠くから見守るだけだったはずが、ヒロトは嵐守へ手を差し伸べてしまった。差し伸べてしまったらもう振り払う事は出来ない。この辺はヒロ嵐本編一話と同じ。えっ、本当にヒロ嵐本編に心咲ちゃん介入じゃんきゃーすごーい!(?)
ヒロトと入れ替わるように士郎と心咲がやって来る。二人は木野の「月光さんがいないの。試合でも無理をしていたみたいだし、もう休んでいると思っていたんだけど…」と心配する声を受けていつも嵐守がいるであろう場所(図書室とか)を探した後に雪原へやって来たとかどうだろう。その探してた時間で士郎くんと心咲ちゃんで何か話をしててもいいし、してなくてもいいし…
心配してたと言う二人に対して心配の理由が分からない(心配してもらえるほどの価値がないと思ってる)嵐守。と言うかヒロトの所為でそれどころじゃないのもある。あいつは何なんだ? どうしてここにいたんだ? どうしてわたしなんかに優しい言葉を掛けた? あと何で初対面なのに怖くなかったんだろう、とか。ぐるぐる考え込む。
最後に改めてキャラバン参加の是非を。